京都記念
レース展望

過去10年で1番人気は[3−3−0−4]で6連対。最近4年はジャスタウェイが5着、ジェンティルドンナが6着、ハープスターが5着、レーヴミストラルが12着に終わっている。2番人気は[1−1−4−4]で2連対、3番人気は[2−3−2−3]で5連対。連対馬17頭が5番人気以内、残る3頭は6番人気。最近5年の馬連は15倍、23倍、42倍、30倍、28倍。最近4年は1番人気が不振で中穴決着が続いている。

1〜3着馬全てにG1、G2連対またはG3勝ちがあった。G2でレベルが高く、重賞実績のない馬では通用しない。年齢別では4歳[5−3−1−24]、5歳[4−1−6−22]、6歳[1−6−2−22]、7歳以上[0−0−1−27]で4、5歳馬が9勝で勝つことが多い。6歳馬は2着が6回と多い。7歳以上は3着が1回あるのみ。7歳以上の高齢馬はほとんど出番がない。週末は雪が降る予報が出ている。馬場状態に注意。

マカヒキは昨年のダービー馬。スローの上がり勝負になったニエル賞を勝ったが、速い流れで2分23秒6の高速決着になった凱旋門賞は14着に終わった。皐月賞2着時に前半5F58.4秒の速い流れを経験しているが、後方2番手からの追い込みだった。ダービーはメンバー2位タイの33.3秒で上がって勝ったが、前半5F60.0秒、後半5F58.0秒の上がり勝負だった。ダービー馬で1番人気になりそうだが、流れが速くなったときに真価が問われそうだ。母の父フレンチデピュティ。緩い馬場はこなすか。ムーア騎手に乗り替わる。

サトノクラウンは昨年の京都記念勝ち馬。重馬場で2番手からメンバー最速タイの36.6秒で上がって3馬身差で圧勝。その後は12、6、14着と不振が続いたが、前走香港ヴァーズを差し切ってG1初制覇。モレイラ騎手が勝負どころで一旦下げて息を入れてから持ってきた。休み明けの天皇賞(秋)は本調子手前だったが、香港ヴァーズのパドックでは渾身の仕上げに映った。芝2200〜2400mは[2−0−1−1]。今回は昨年の京都記念を勝ったMデムーロ騎手に戻る。馬場が渋っても問題ないが、休み明けのため仕上がり面に注意。

ミッキーロケットは[4−5−0−3]でスプリングS5着、皐月賞13着、菊花賞5着を除き連対を確保。前走日経新春杯は4番手からシャケトラとの叩き合いをハナ差で制した。直線でシャケトラに前に出られたが、持ち前の勝負根性で内から差し返した。神戸新聞杯でサトノダイヤモンドのクビ差の2着に食い下がったのはダテではないことを示した。出遅れ癖は解消されつつある。前走より斤量は1キロ増えるが、56キロで出走できる。マカヒキは57キロ。サトノクラウンは58キロを背負う。今の勢いと56キロでG1馬を撃破するか。

前走香港ヴァーズ5着のスマートレイアー、前走日経新春杯6着のヤマカツライデン、14年の京都新聞杯で3着があるガリバルディなど。スマートレイアーは香港ヴァーズでサトノクラウンに1.3秒差の5着。京都芝2200mではエリザベス女王杯5、10着がある。テン乗りの岩田騎手がどう乗るか。ヤマカツライデンは日経新春杯で前半5F60.2秒で逃げたが、直線で一杯になって0.7秒差の6着。道中アドマイヤフライトに絡まれたことが堪えている。過去10年の京都記念で逃げ馬は[1−1−2−6]。ペースは馬場状態次第か。

★先週の予想結果

◆競馬道場(競馬アナリストGM)
山城S 馬連・3連複5,070円、エルフィンS 馬連1,690円的中!

◆MR予想(万馬券MR)
きさらぎ賞 馬連・3連複1,210円、エルフィンS 馬連1,690円的中!

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