桜花賞
レース展望

牝馬クラシック第一弾。過去10年で1番人気は[3−2−0−5]で5連対。。前走良馬場で上がり3F1位は[2−1−0−1]だが、2位以下は[0−0−0−4]で不振。昨年は上がり4位のメジャーエンブレム(単勝1.5倍)が4着に終わった。2番人気は[2−4−0−4]で6連対、3番人気は[2−1−1−6]で3連対。6〜9番人気が2連対、10番人気以下が2連対。最近5年の馬連は18倍、33倍、3倍、78倍、9倍で中穴までに収まっている。直線の長い外回りで紛れは少ない。本命を押さえて中穴を狙うのが妙味。

連対馬20頭のうち17頭が前走4着以内。前走重賞で連対した馬が活躍している。前走重賞6、7、11着から連対した3頭にはOP以上で勝ち星があり、2頭は外枠に入っていた。このタイプの巻き返しに注意。連対馬は全て6番枠より外枠に入っていた。1〜5番枠は[0−0−2−48]で3着止まり。内枠に入った馬は揉まれて力を出せずに終わる傾向がある。昨年は1番人気のメジャーエンブレムが4着に終わった。阪神JFは直線の長い外回りで差し追い込みが決まりやすい。6番人気以下で連対した4頭は差し追い込み馬だった。

ソウルスターリングは新馬、アイビーS、阪神JF、チューリップ賞を4連勝。4戦の前半5Fは64.5秒、62.0秒、58.8秒、58.6秒で道中5、3、3、5番手につけ、1、1、2、2位の上がりを繰り出している。好位から高速ラップでまとめるレースが板についており、流れに左右されにくい。チューリップ賞の上がりは2位だったが、後方から最速上がりで2着に入ったミスパンテールに2馬身差をつけている。。父フランケルは14戦14勝でG1を10勝、母スタセリタは18戦10勝でG1を6勝。社台RHの超良血馬。

阪神芝1600mは2戦2勝。これまでのレースぶりから死角は少なく、単勝1倍台の断然人気に支持されそうだ。藤沢和厩舎は04年にダンスインザムードが4連勝で無敗の桜花賞馬に輝いている。阪神JFでは馬体が8キロ減ったが、チューリップ賞では4キロ増えていた。調教後の馬体重は前走から6キロ増の482キロ。3戦連続で阪神に輸送するが、大きなリスクではないか。ただし前2走とは時期&気温が違うため、当日の馬体重に注意したい。昨年以降のG1でルメール騎手は1番人気なら[4−1−1−1]で現在4連勝中。

アドマイヤミヤビは未勝利、百日草特別、クイーンCを3連勝。百日草特別2着のカデナは京都2歳S、弥生賞を連勝し、3着アウトライアーズはスプリングSで2着に入った。前走クイーンCは中団からメンバー最速の33.6秒で差し切って快勝。勝ちタイム1分33秒2はコースは違うが、ソウルスターリングのチューリップ賞と同タイム。マイルの高速決着に対応できることが分かったため、陣営は桜花賞に使ってきた。11年以降のG1で近藤氏は[0−0−0−33]。昨年の桜花賞をジュエラーで制したMデムーロ騎手がどう乗るか。

阪神JF2着馬リスグラシュー、朝日杯FS4着馬ミスエルテ、チューリップ賞2着馬ミスパンテール、フィリーズレビュー勝ち馬カラクレナイ、クイーンC2着馬アロエリット、フェアリーS&アネモネS勝ち馬ライジングリーズン、阪神JF3着馬レーヌミノル、エルフィンS勝ち馬サロニカ、新潟2歳S勝ち馬ヴゼットジョリーなど。日曜は曇り時々雨の予報が出ている。雨で馬場が渋ると内外の有利不利、重の巧拙などを考慮する必要がある。ソウルスターリング、アドマイヤミヤビをまとめて負かす馬、割って入る馬がいるかが焦点。

リスグラシューは[2−2−1−0]でアルテミスS1着、阪神JF2着、チューリップ賞3着。ソウルスターリングとは阪神JFが0.2秒差、チューリップ賞が0.4秒差。差を広げられたが、本番を意識して武豊騎手が少しお茶を濁した感がある。ミスパンテールはキャリア1戦で臨んだチューリップ賞でメンバー最速の33.7秒で追い込んで0.3秒差の2着。ソウルスターリングの上がりを0.1秒上回り、1分33秒5で走った。休み明けで激走した反動がないことが条件。四位騎手はウオッカとレッドディザイアで桜花賞2着がある。

★先週の予想結果

◆競馬道場(競馬アナリストGM)
ダービー卿CT 馬連2,070円、コーラルS 3連単8,990円的中!

◆MR予想(万馬券MR)
大阪杯 馬連2,320円、御堂筋S 3連単2,020円的中!

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