平安S
レース展望

13年から東海Sと入れ替わって5月に移動し、距離が1900mに変更された。過去4年で1番人気は[2−0−0−2]で2連対。58キロ以上は[2−0−0−0]で勝率100%。2番人気は[0−0−0−4]で連対なし、3番人気は[0−2−0−2]で2連対。6番人気以下が3連対。馬連は19倍、504倍、18倍、8倍で3年が10倍台までに収まっている。

過去4年の連対馬の脚質は、逃げ2先行4、差し2追込0。京都ダ1900mは流れが緩んで前が残りやすく、必ず3番手以内につけた馬が連対している。ダート重賞実績のある先行馬に注目。7、8、12番人気で連対した3頭は前走アンタレスSで5、12、16着。3頭のうち2頭は2走前にOP以上を勝っていた。穴で前走アンタレスSで負けて人気がない馬に注意。

グレンツェントはダート[6−2−1−1]でレパードS、東海Sを勝っている。京都ダートではみやこSでアポロケンタッキー(東京大賞典)にクビ差の2着がある。前走アンタレスSは1番人気に支持されたが、後方のまま見せ場なく9着。これまで56キロまでしか経験のない馬が58キロを背負ったことが影響したのか。馬体は6キロ減っていたが、ルメール騎手は休み明けで太かったとコメントしている。叩き2戦目、2戦連続の58キロでどこまで変わるか。叩き2戦目は2戦2勝。距離はこなすタイプ。

グレイトパールはダートを使って500万、1000万、1600万、仁川Sを4連勝。上がりは全てメンバー1、2位。2走前の初夢Sは後方から捲ってメンバー最速の35.4秒で上がって1分58秒2で快勝。前走仁川Sは3番手からメンバー2位の35.8秒でコスモカナディアン(前走川崎記念3着)との叩き合いを制し、3着に9馬身差をつけた。ダートではまだ底を見せておらず、京都ダ1900mでは3戦3勝。鞍上は4戦前に騎乗した川田騎手。重賞実績がなく、前2走と同じ56キロで出走できる。

昨年の平安S勝ち馬アスカノロマン、前走名古屋大賞典を勝ったケイティブレイブ、同2着のピオネロ、前走ダイオライト記念を勝ったクリソライト、前走アンタレスS2着のロンドンタウン、同3着のロワジャルダン、過去3年の平安S1、2、2着のクリノスターオー、前走桃山Sを圧勝したコパノチャーリーなど。アスカノロマンは昨年の平安Sを逃げて5馬身差で圧勝。その後は[0−0−1−5]で連対はないが、チャンピオンズCで3着がある。昨年より1キロ軽い57キロ。剛腕・和田騎手が粘らせるか。

ケイティブレイブはダート重賞[4−3−0−2]、G2、G3なら[4−2−0−0]。前走名古屋大賞典は58キロを背負って逃げ切り勝ち。ダートで逃げたときは[4−5−0−0]。前残り傾向が強いレースだけに要注意か。クリソライトは前走ダイオライト記念を6馬身差で圧勝。昨年の平安Sは好位から伸び切れず0.8秒差の3着。武豊騎手とは[3−1−0−1]で好相性。ロンドンタウンは佐賀記念を圧勝し、マーチS4着、アンタレスS2着。相性のいい川田騎手からテン乗りの松山騎手に乗り替わる。

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