関屋記念
レース展望
過去10年で1番人気は[3−3−1−3]で6連対。前走牡馬混合G1は[2−1−0−0]、前走G3は[1−2−0−1]。12番枠より外枠は[2−2−0−0]。2番人気は[2−2−0−6]で4連対、3番人気は[1−1−2−6]で2連対。連対馬17頭が5番人気以内、残る3頭は6、6、7番人気。最近5年の馬連は15倍、12倍、19倍、38倍、43倍。人気馬が堅実で中穴までに収まっている。
年齢別では3歳[0−0−2−6]、4歳[3−4−1−10]、5歳[4−5−3−49]、6歳[2−1−2−38]、7歳以上[1−0−2−27]。3歳馬と7歳以上は不振。最近3年の連対馬6頭のうち5頭が4、5歳馬。6番人気以下で連対した3頭には重賞で連対が2回以上あった。重賞実績馬が前走重賞で負けて6番人気前後になって穴をあけるのがパターン。特に夏の新潟で実績のある馬に注意したい。
ウインガニオンは谷川岳S、パラダイスS、中京記念を3連勝。前走中京記念は2番手からメンバー6位の34.8秒で抜け出して後続を引き離し、1分33秒2で2馬身半差で圧勝。昨年も6〜8月に500万、1000万、1600万条件を逃げて3連勝している。これまで6〜8月は[7−0−0−1]で現在5連勝中。左回りの芝1600mは[4−0−0−1]で新潟では谷川岳Sを逃げ切っている。サマーマイルシリーズの優勝が懸かったレースで勝負モード。マルターズアポジー、マイネルハニーとの兼ね合いがカギ。
ロードクエストは昨年京成杯AHを勝ったが、その後は富士S9着、マイルCS9着、パラダイスS5着と勝ち馬から0.4〜0.5秒差のレースが続いている。芝1600mは[3−1−0−2]、左回りの芝1600mは[2−1−0−1]で新潟2歳Sを最後方からメンバー最速の32.8秒で差し切って4馬身差で圧勝している。NHKマイルCでは後方からメンバー最速の33.8秒で追い込んで0.1秒差の2着に入った。左回りの芝1600mはベストの条件。叩き2戦目、新潟芝1600m、56キロで一変に注意。
前走中京記念3着のブラックムーン、前走多摩川Sを勝ったメートルダール、昨年の関屋記念勝ち馬ヤングマンパワー、同2着馬ダノンリバティ、昨年の富士S3着以来となるダノンプラチナ、前走福島テレビオープン2着のマイネルハニー、小倉大賞典勝ち馬マルターズアポジー、同3着馬クラリティスカイ、福島牝馬S勝ち馬ウキヨノカゼなど。ブラックムーンはOP特別のキャピタルS、米子Sで大外一気を決めたが、重賞では6、9、8、3着に終わっている。終い一辺倒で届くかどうか。Mデムーロ騎手から川田騎手に乗り替わる。
メートルダールは初マイルの前走多摩川Sで早め先頭から押し切り1分34秒3で優勝。新潟では新潟大賞典で3着がある。2戦連続でMデムーロ騎手が騎乗する。ヤングマンパワーは昨年多摩川S、関屋記念、富士Sを3連勝。成績にムラがあるが、新潟芝1600mは[1−1−1−0]。石橋脩騎手が強気な騎乗で持ってくるか。ダノンプラチナは14年朝日杯FS、15年富士Sを優勝。左回りの芝1600mは[3−0−1−1]。過去10年で半年以上の休み明けは[2−0−0−9]でカンパニーとレッツゴーキリシマが勝っている。
WAKUWAKU競馬道場
競馬アナリストGM
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