キーンランドC
レース展望
サマースプリントシリーズ第4戦。過去10年で1番人気は[1−4−3−2]で5連対。11年以降は[1−4−1−0]で堅実。牡馬は[0−2−2−2]、牝馬は[1−2−1−0]。牡馬はスプリント重賞で実績がある馬でも不振に終わることが多い。2番人気は[3−2−0−5]で5連対、3番人気は[2−0−2−6]で2連対。6〜9番人気が4連対、10番人気以下が2連対。最近5年の馬連は8倍、10倍、13倍、306倍、9倍で10倍前後の決着が多い。15年は8−9番人気で大波乱になった。
牡馬は[3−6−6−82]、牝馬は[7−4−4−43]。牝馬が7勝を挙げており連対率も高い。4番人気以内では牡馬[2−3−5−15]で連対率20%、牝馬[6−3−2−4]で連対率60%。夏のスプリント重賞は牝馬が強い。人気の牝馬に注目。16番人気で勝ったタニノマティーニは函館&札幌芝1200mで[5−0−0−7]、6番人気で2着のビービーガルダンは函館&札幌芝1200mで[5−3−1−2]。穴で函館&札幌芝1200mで実績のある馬に注意。洋芝巧者が波乱を演出する。
ソルヴェイグは昨年函館スプリントS1着、キーランドC4着、スプリターズS3着。3歳牝馬で斤量の恩恵があったとはいえ、スプリターズSでタイム差なしの3着に入ったのだから大したもの。今年は6、8、5着に終わっているが、前走ヴィクトリアマイルは逃げて0.3秒差なら復調のメドは立ったか。良馬場で先行するのが理想。夏の重賞に強い鮫島厩舎の管理馬。シュウジは昨年暮れの阪神カップを勝ったが、今年は8、15、10着で不振が続いている。昨年のキーランドCは逃げて0.1秒差の2着に粘った。今年は昨年より5キロ重い58キロを背負う。2年連続でシュウジに騎乗するモレイラ騎手はJRA重賞初制覇なるか。
モンドキャンノはスプリングS10着、NHKマイルC9着に終わり、スプリント路線に舵を切ってきた。芝1200mは函館の新馬戦を勝ち、函館2歳Sで2着がある。短距離王国・安田隆厩舎は、函館スプリントSを3歳牝馬ジューヌエコール(50キロ)で制している。安田隆厩舎の3歳馬がまた激走するか。ブランボヌールは昨年のキーンランドCを5番手からメンバー3位の34.0秒で差し切り1分8秒5で優勝。函館2歳Sを制しており、北海道の芝1200mは[3−0−0−1]。前走函館スプリントSは好位から伸び切れず9着に終わったが、一度使ってどこまで復調してくるか。昨年より4キロ重い55キロを背負う。
函館スプリントS3着馬エポワス、前走UHB賞を勝ったイッテツ、同2着のヒルノデイバロー、ニュージーラントT2着馬メイソンジュニア、オーシャンS2着馬ナックビーナス、昨年の京阪杯勝ち馬ネロ、前走バーデンバーデンCを勝ったフミノムーンなど。エポワスは前走UHB賞は7着に終わったが、道中ごちゃつく不利があった。札幌芝1200mは[1−1−1−4]で15年のUHB賞を1分7秒5のレコードで勝っている。藤沢和厩舎の9歳馬。ルメール騎手に乗り替わる。イッテツは札幌芝1200m[3−1−0−0]で前走UHB賞を優勝。函館スプリントSはハイペースで先行できなかったが、本来は先行してひと脚使えるタイプ。
ヒルノデイバローはシルクロードS4着、阪急杯2着、京王杯SC4着、UHB賞2着と芝でも通用している。前走から斤量が1キロ増えるが、叩き2戦目で上積みがあれば。メイソンジュニアはファルコンS3着、ニュージーランドT2着がある。休み明けの前走CBC賞は12着に終わったが、叩き2戦目でMデムーロ騎手に乗り替わる。ナックビーナスはオーシャンSでメラグラーナに半馬身差で2着がある。昨年のキーンランドCは0.3秒差の5着。[3−4−1−2]の横山典騎手に乗り替わる。フミノムーンは前走バーデンバーデンCで初のOP勝ち。渋った馬場では[2−0−1−2]で京阪杯3着がある。雨で馬場が渋ったら要注意。
★先週の予想結果
◆競馬道場(競馬アナリストGM)
札幌記念 ワイド800円、札幌日刊スポーツ杯 馬連1,930円など的中!
穴馬は札幌記念・サクラアンプルール、TVQ杯・タイマツリ激走!
◆MR予想(万馬券MR)
札幌記念 3連複26,730円、富良野特別 馬連3.450円など的中!
穴馬は札幌記念・サクラアンプルール優勝!
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