ローズＳ
レース展望
秋華賞トライアル。０７年に外回りの芝１８００ｍに変更された。過去１０年で１番人気は［５−２−１−２］で７連対。オークス直行馬は［４−２−０−１］、前走オークスでない馬は［１−０−１−１］。２番人気は［１−２−１−６］で３連対、３番人気は［０−０−２−８］で連対なし。６〜９番人気が５連対、１０番人気以下が３連対。最近７年のうち６年で６番人気以下が連対している。最近４年は必ず人気薄が連対し、馬連は７８倍、２１０倍、１７倍、７４倍。春のＧ１実績馬が揃うが波乱傾向が強い。
前走オークスを勝った馬は［３−１−０−４］、２着は［０−３−１−１］、３着は［２−０−０−２］、４着は［２−０−０−２］、５着以下は［１−１−１−２５］。今年はオークス馬ソウルスターリングの出走がない。データ的にオークスで２〜４着に負けて人気になった馬に注目。連対馬２０のうち１８頭が上がり３Ｆメンバー３位以内。１〜３着馬では３０頭のうち２４頭が上がり３Ｆメンバー３位以内。外回りコースで速い上がりを繰り出せないと通用しにくい。末脚のしっかりした馬を重視したい。
ファンディーナは芝１８００ｍの新馬、つばき賞、フラワーＣをメンバー最速上がりで３連勝。前走皐月賞は３、４番手から直線で抜け出しかけたが、最後に一杯になって０．５秒差の７着。これまで前半５Ｆ６１．１以上のスローペースしか経験したことがない馬が牡馬の一線級を相手に前半５Ｆ５９．０秒の流れで外を回って正攻法のレースでは厳しかったか。厳しいローテーションで馬体が減り続けた影響もあった。今回は実績のある芝１８００ｍ。休養してどこまで馬体が成長したか。能力はあるが、リスクもある。
アドマイヤミヤビは未勝利、百日草特別、クイーンＣを３連勝。桜花賞は稍重の馬場で進んで行かず、後方のまま１２着に惨敗。前走オークスは後方からメンバー最速のタイの３３．９秒で追い込んで０．７秒差の３着まで追い上げた。前半４Ｆ６１．７秒のスローペースで上がりが速くなり前残りを許した。本番に向けて賞金は足りているだけにどこまで仕上げてくるか。台風が接近しており、週末は雨が降る予報が出ている。桜花賞で惨敗しただけに馬場が渋るのは良くないか。Ｍデムーロ騎手からルメール騎手に乗り替わる。
桜花賞２着馬リスグラシュー、オークス２着馬モズカッチャン、シンハライトの半妹で５００万、１０００万条件を連勝したミリッサ、桜花賞馬レーヌミノル、チューリップ賞２着馬ミスパンテール、フィリーズレビュー勝ち馬カラクレナイ、スイートピーＳ勝ち馬ブラックスビーチ、前走三面川特別２着のカワキタエンカなど。リスグラシューは［２−３−１−１］でオークス５着を除き３着以内を確保。阪神芝は［１−２−１−０］で芝１８００ｍの未勝利戦を１分４６秒２のレコードで圧勝している。得意の阪神で壁を乗り越えるか。
モズカッチャンは未勝利、５００万条件、フローラＳを３連勝。前走オークスは６番手からメンバー３位タイの３４．１秒で伸びて０．３秒差の２着。和田騎手が１枠１番からロスなく回って持ってきた。芝１８００ｍは［２−０−１−１］で未勝利、５００万条件を勝っているが、阪神では新馬戦（稍重）で６着に終わっている。前３走で和田騎手は上手く乗っており、馬との相性は良さそうだったが、今回はＭデムーロ騎手に乗り替わる。
ミリッサは前走有松特別を１分３２秒７のレコードで快勝。大外から強烈な末脚を繰り出した。力をつけているが、距離１Ｆ延長と渋った馬場がカギになる。レーヌミノルは桜花賞を８番人気で優勝。阪神芝は［１−１−１−０］。桜花賞のように渋った馬場を味方にまた地力を発揮するか。カワキタエンカ（抽選対象）は芝１８００ｍ［２−１−０−０］。阪神芝１８００ｍでは君子蘭賞を逃げ切っている。横山典騎手に乗り替わる。
★先週の予想結果
◆競馬道場（競馬アナリストＧＭ）
セントウルＳ ３連複７，５７０円、紫苑Ｓ 馬連１，４７０円など的中！
穴馬はラインミーティア、カリビアンゴールド激走！６週連続で穴馬が激走！
◆ＭＲ予想（万馬券ＭＲ）
紫苑Ｓ 馬連１，４７０円 ３連単１１，８７０円的中！４週連続で万馬券的中！
ＷＡＫＵＷＡＫＵ競馬道場
競馬アナリストＧＭ
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