毎日王冠
レース展望

過去10年で1番人気は[4−2−1−3]で6連対。前走東京芝重賞を勝って直行した馬は[4−2−0−0]。3歳馬はカレンブラックヒルが勝ったが、ペルーサ(藤沢和厩舎)は5着に負けている。2番人気は[1−1−0−8]で2連対、3番人気は[0−1−0−9]で1連対のみ。6〜9番人気が5連対、10番人気以下が2連対と多い。最近5年の馬連は126倍、37倍、277倍、18倍、8倍で荒れている。

連闘〜中3週[0−1−2−16]。間隔を詰めて使われた馬は不振。春のG1から直行した馬が活躍。半年以上の休み明けは[0−0−1−5]。年齢別では3歳[2−3−0−6]、4歳[3−4−3−17]、5歳[3−2−1−34]、6歳[1−1−3−17]、7歳以上[1−0−3−25]。3歳馬は10年以降[2−3−0−6]。牝馬は[1−2−0−0]でルージュバックが勝ち、ウオッカが2着(2回)。

ソウルスターリングは[5−0−1−0]で稍重の桜花賞3着を除き勝っている。前走オークスは1枠スタートから3番手につけ、メンバー3位タイの34.1秒で抜け出して2分24秒1で優勝。前半5F61.7秒のスローペースでラスト4Fを高速ラップでまとめて押し切った。社台はフローレスマジックを使ってスローに落とす念の入れよう。2番人気のアドマイヤミヤビはMデムーロ騎手が後方に控えたまま動かなかった。社台は昨年毎日王冠で復帰したルージュバック、ステファノスをオールカマーで復帰させた。社台期待のフランケル産駒。3歳牝馬のため、53キロで出走できる。今週は社台&ルメール祭りか。

安田記念でG1初制覇を飾ったサトノアラジン、昨年のダービー馬マカヒキ、昨年の天皇賞(秋)2着馬リアルスティール、前走安田記念4着のグレーターロンドン、前走新潟記念2着のアストラエンブレム、プリンシパルS勝ち馬ダイワキャグニー、前走関屋記念4着のヤングマンパワー、スプリングS勝ち馬ウインブライト、昨年の毎日王冠3着馬ヒストリカルなど。サトノアラジンは15年以降の東京芝重賞では[2−2−0−1]。東京芝1800mではエプソムCでエイシンヒカリにクビ差の2着がある。休み明けは[2−2−1−2]、叩き2戦目は[4−0−1−2]だが、昨年のスワンSを休み明けで制している。他馬より重い58キロを背負う点がどう出るか。過去10年で58キロは4番人気以内なら[3−0−0−4]。

マカヒキは昨年のニエル賞まで[5−1−0−0]だったが、その後は凱旋門賞14着、京都記念3着、大阪杯4着に終わった。京都記念では直線で突き抜ける勢いで伸びてきたが、最後に止まった。陣営はそのあたりを考慮して距離を短くしている。新馬戦を勝って以来となる芝1800mでどう変わるか。テン乗りの内田博騎手に乗り替わる。リアルスティールは芝1800m[3−1−1−1]で東京では共同通信杯でドゥラメンテに勝っている。ドバイターフを勝った芝1800m、Mデムーロ騎手でどこまで変わるか。グレーターロンドンは[6−1−0−1]で前走安田記念で0.1秒差の4着に入りG1にメドを立てた。3走前の節分Sではメンバー最速の32.3秒で差し切っている。上がりの速さでソウルスターリングに迫る可能性がある。

WAKUWAKU競馬道場
競馬アナリストGM

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