京都大賞典
レース展望

過去10年で1番人気は[3−2−1−4]で5連対。古馬混合G1で連対がある馬は[3−2−1−1]、連対がない馬は[0−0−0−3]。2番人気は[2−1−3−4]で3連対、3番人気は[2−0−1−7]で2連対。6番人気以下が6連対と多く、最近5年のうち4年で連対している。最近5年の馬連は157倍、902倍、28倍、6倍、14倍。G1実績馬が揃うと堅いが、少ないと荒れる傾向がある。

上がり3F別はメンバー1位[3−4−0−5]、2位[4−0−2−4]、3位[2−2−2−4]、4〜5位[0−3−3−15]、6位以下は[1−1−3−52]。上がり3位以内が15連対。開幕週の京都外回りの長距離戦で上がりの速さが問われる。6番人気以下で3着以内に入った9頭のうち5頭に京都芝2400m以上の重賞で3着以内があった。京都長距離重賞で実績のある馬、特に日経新春杯好走馬に注意。

シュヴァルグランはG1[0−1−2−3]で天皇賞(春)でキタサンブラックに0.2秒差の2着がある。昨年以降のG2では[2−2−0−0]で昨年のAR共和国杯を58キロを背負って勝っている。芝2400〜2500mは[4−1−1−1]でG2以下は[4−1−0−0]。京都芝2400mは[1−1−0−0]で日経新春杯で2着がある。休み明けは[1−2−0−0]で仕上がっていれば久々は苦にしない。9戦連続騎乗した福永騎手からMデムーロ騎手に乗り替わる。前走宝塚記念で逃げて惨敗した影響がなければ。

ミッキーロケットは芝2400m[1−2−0−0]で神戸新聞杯2着、日経新春杯1着がある。神戸新聞杯ではサトノダイヤモンドにクビ差に食い下がり、日経新春杯ではシャケトラとの叩き合いを制した。前3走は4、7、6着に終わったが、京都記念は出遅れ、大阪杯は久々の2000mで位置取りが悪くなったのが敗因。京都芝は[2−2−0−2]で芝2400mでは[1−1−0−0]。休み明けは[2−0−0−1]で久々は苦にしない。最終調教は坂路で1番時計。57キロ以上では[0−0−0−4]。57キロがどう出るか。

一昨年の京都大賞典2着馬サウンズオブアース、京都記念2着馬スマートレイアー、阪神大賞典3着馬トーセンバジル、前走目黒記念を勝ったフェイムゲーム、昨年の天皇賞(春)2着馬カレンミロティック、マーメイドS勝ち馬マキシマムドパリなど。サウンズオブアースは国内の芝2400〜2500m[0−5−0−5]で有馬記念とジャパンCで2着がある。例年とは違う叩き2戦目のアドバンテージを生かせれば。スマートレイアーは京都記念でマカヒキを完封し、前走鳴尾記念でクビ差の2着に入った。国内で牡馬混合戦では[4−2−0−1]。ルージュバックと同様に牡馬が相手の方が走るタイプ。Mデムーロ騎手から武豊騎手に乗り替わる。

WAKUWAKU競馬道場
競馬アナリストGM

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