スワンS
レース展望
過去10年で[2−1−0−7]で3連対。前走負けた古馬は[0−1−0−5]で1連対のみ。前走芝1200m出走馬は[0−0−0−4]で連対なく不振。今年1番人気になりそうなレッツゴードンキは前走スプリンターズSで2着に負けている。2番人気は[2−0−1−7]で2連対、3番人気は[3−2−1−4]で5連対。6〜9番人気が4連対、10番人気以下が2連対。最近5年の馬連は57倍、67倍、12倍、9倍、63倍で中穴決着が多い。人気馬に人気薄を絡めて中穴以上を狙うのが妙味。
連対馬16頭に重賞勝ち、残る4頭のうち3頭に重賞2着があった。重賞実績のない馬では通用しにくい。最近は前走惨敗馬の巻き返しが目立つ。重賞実績があれば前走着順にこだわる必要はない。牡馬は[9−10−8−105]で19連対、牝馬は[1−0−2−24]で1連対。牝馬は2番人気以内[1−0−0−2]だが、3番人気以下は[0−0−2−22]で3着止まり。6番人気以下で連対した馬は全て牡馬。穴で前走芝1200mで惨敗した芝1400m巧者の牡馬に注意。距離延長で一変がある。
レッツゴードンキは今年京都牝馬Sを勝って復活し、高松宮記念は後方から内を突いてメンバー最速の33.9秒で伸びて0.2秒差の2着。ヴィクトリアマイルは11着に終わったが、前走スプリンターズSは中団から最内を突いてメンバー4位タイの33.1秒で伸びてクビ差の2着に入った。芝1400mでは京都牝馬Sを1分22秒5(稍重)で勝っている。前走スプリンターズSを休み明けで激走したが、その反動がないことが条件。今秋の最大目標は香港スプリントか。前4走より1キロ軽い54キロで出走できる。
サングレーザーは500万、1000万、1600万条件を最速上がりで3連勝。2走前の道新スポーツ賞は休み明けで馬体が16キロ増えていたが、直線で狭い内から捌いて一瞬のうちに突き抜けた。前走仲秋Sは大外からメンバー最速の34.0秒で差し切って1分21秒3(稍重)で優勝。叩き2戦目で馬体が8キロ絞れていた。芝1600m以上では[1−1−2−2]で未勝利戦しか勝っていないが、芝1400〜1500mは[3−0−0−0]で底を見せていない。福永騎手からCデムーロ騎手に乗り替わる。
フィリーズレビュー勝ち馬カラクレナイ、高松宮記念勝ち馬セイウンコウセイ、昨年のファンタジーS勝ち馬ミスエルテ、前走小倉日経オープンを圧勝した京都巧者のダノンメジャー、函館スプリントSをレコード勝ちしたジューヌエコール、ダービー卿CT2着馬キャンベルジュニア、前走ポートアイランドSを勝ったムーンクレスト、前走オパールS2着のヒルノデイバロー、前走1600万条件を勝ったビップライブリーなど。カラクレナイは芝1400m[3−0−0−1]。叩き2戦目、52キロ、Mデムーロ騎手で一変に注意。
セイウンコウセイは前走スプリンターズSで前に行けず0.5秒差の11着。休み明けは[0−1−0−4]、2戦目は[1−2−0−0]。芝1400mは[2−1−0−1]で重馬場の渡月橋Sを逃げて2馬身半差で圧勝している。一度使った上積みと58キロがカギ。ミスエルテは朝日杯FS4着、桜花賞11着、NHKマイルC7着と不振が続いている。昨年のファンタジーSはメンバー最速タイの33.6秒で大外一気を決めている。池江厩舎のフランケル産駒。距離1F短縮、前2走より3キロ軽い52キロで変わり身に注意。
ダノンメジャーは京都芝[2−2−0−0]で連対を確保。平坦巧者で京都は合うが、初の芝1400mがどう出るか。NHKマイルC以来2度目となる武豊騎手に乗り替わる。ジューヌエコールは前走函館スプリントSを1分6秒8のレコードで2馬身半差で圧勝。芝1400mは[2−0−0−1]でフィリーズレビューで4着に終わったが、直線で前をカットされる不利があった。3歳牝馬のため、52キロで出走できる。キャンベルジュニアは前走京王杯SC11着(重)。[1−1−0−0]のシュタルケ騎手に乗り替わる。
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競馬アナリストGM
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