みやこS
レース展望

過去7年で1番人気は[2−2−1−2]で4連対。単勝1倍台は[2−0−0−0]、2倍台は[0−1−0−2]、3倍台は[0−1−1−0]。単勝1倍台なら捻る必要はない。2番人気は[3−0−0−4]で3連対、3番人気は[0−1−0−6]で1連対。連対馬14頭のうち10頭が4番人気以内、残る4頭は6、7、7、9番人気。最近5年の馬連は6倍、32倍、44倍、121倍、17倍で中穴以上の決着が多い。最近は人気薄の激走が目立つ。人気馬に6〜9番人気を絡めて中穴以上を狙うのが妙味。

連対馬14頭のうち8頭が前走連対。残る6頭は前走ダートのOP以上で3、4、4、6、7、8着に終わり、2、1、7、7、6、4番人気だった。前走9着以下は[0−0−0−27]で出番なし。前走ダートのOP以上で3着以下から連対した6頭のうち5頭が2走前にダートで3着以内に入っていた。残る1頭は前走4着。2戦連続で3着以下に終わった馬は不振。3歳馬は[0−3−1−8]で連対した4頭のうち3頭はレパードSを勝ち、残る1頭はレパードS3着。穴でレパードSで好走があり、人気がない3歳馬に注意。

エピカリスは新馬、プラタナス賞、北海道2歳優駿、ヒヤシンスSを4連勝。UAEダービーは最後に差されて頭差の2着。ベルモントSは右前脚に違和感が出て出走取消。前走レパードSは単勝1.5倍の断然人気に支持されたが、直線で前が壁になってまともに追えず0.3秒差の3着。デビューからルメール騎手が騎乗し、国内では全て1番人気に支持されている。セレクトセールで2808万円で取り引きされ、キャロットファームで3600万円で募集されたゴールドアリュール産駒。ちなみにレパードSの3連単は80万馬券だった。

テイエムジンソクは1600万条件、大沼S、マリーンSを3連勝。前走エルムSは単勝1.5倍の断然人気に支持されたが、2番手から伸び切れず、ロンドンタウンに交わされて0.1秒差の2着。重馬場で勝ちタイムは1分40秒9のレコード。道中手応えが良かっただけに逃げたドリームキラリを可愛がり過ぎたか。ダ1800mは[5−3−2−5]で京都では[4−2−0−3]。休み明けは[2−0−0−2]。前に行ってしぶとい脚を使えるタイプ。ハイペースに巻き込まれたり、雨が降って極端な高速決着にならなければ。

アンタレスS勝ち馬モルトベーネ、昨年のチャンピオンズC3着馬アスカノロマン、プロキオンS勝ち馬で前走南部杯3着のキングズガード、前走シリウスS4着のトップディーヴォ、レパードS勝ち馬ローズプリンスダム、同2着馬サルサディオーネ前走白山大賞典4着のタガノディグオ、京都ダ1800mの1000万、1600万条件を連勝したタガノヴェリテなど。モルトベーネは東海S2着、アンタレスS1着がある。前走シリウスSは11着に終わったが、ひと叩きされてどこまで上向いてくるか。秋山騎手に乗り替わる。

アスカノロマンは東海Sと平安Sを勝ち、フェブラリーSとチャンピオンズCで3着がある。近走は冴えないが、休養して立て直してきた。京都ダ1800mは[3−2−0−4]。休み明けは[2−0−0−3]。前向きさが戻っていたら注意。キングズガードはプロキオンSで重賞初制覇。前走南部杯は好位から伸びて0.6秒差の3着に入った。ダ1800mは1000万条件で2着があるのみ。距離の克服がカギになるが、今年のメンバーなら通用してもおかしくない。トップディーヴォは稍重以上なら[5−2−1−0]で京都では[4−1−0−0]。前走シリウスSは良馬場で0.4秒差の4着。現時点では雨は降らない予報。

WAKUWAKU競馬道場
競馬アナリストGM

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