阪神JF
レース展望

2歳女王決定戦。過去10年で1番人気は[4−1−1−4]で5連対。単勝2.5倍以下は[3−1−0−0]だが、単勝2.6倍以上は[0−0−1−4]で不振。混戦で人気が割れたら過信禁物。2番人気は[1−2−1−6]で3連対、3番人気は[1−1−2−6]で2連対。連対馬20頭のうち16頭が5番人気以内、残る4頭は8、8、10、15番人気。最近5年の馬連は359倍、12倍、22倍、35倍、5倍。昨年は1、2番人気で堅く収まったが中穴決着が多い。

連対馬16頭が前走上がり3Fがメンバー1、2位。そのうち15頭が前走連対していた。前走上がり6位以下は[1−0−3−42]で1連対のみ。前走メンバー1、2位の上がりで連対した馬に注目。前走新馬戦は[1−1−2−12]、未勝利戦は[1−0−0−10]、500万条件は[3−2−1−48]、OP特別は[1−0−1−19]、重賞は[4−7−6−67]。前走500万条件、重賞で連対した馬が活躍している。穴で重賞出走経験がある先行タイプに注意。

ロックディスタウンは新潟芝1800mの新馬戦を1分50秒4で快勝。2着タイムフライヤーは未勝利、萩Sを連勝し、京都2歳Sで2着に入った。札幌2歳Sは中団の外から差し切って1分51秒4で優勝。新潟組が不振に終わるデータを覆し、オルフェーヴル産駒初の重賞制覇を飾った。サンデーレーシングで3000万円で募集された馬でキャットコイン、ワンブレスアウェイの半妹。二ノ宮厩舎は14年の阪神JFをショウナンアデラで制している。新馬戦は前半5F64.8秒、札幌2歳Sは62.4秒のスローペースだった。

ラッキーライラックは新潟芝1600mの新馬戦を5番手から抜け出して1分36秒4で快勝。アルテミスSは4番手から抜け出して1分34秒9で優勝。父オルフェーヴルは気難しい馬だったが、2戦連続で好位から抜け出したようにレースセンスがいい。アルテミスSで前走新馬戦勝ち馬は[0−1−1−19]で不振だったが、ラッキーライラックが初めて制した。メンバーレベルが低かったか。サンデーレーシングで3000万円で募集された馬でラルクの半妹。松永幹厩舎は2歳重賞で[1−0−1−15]。初の右回りがカギ。

新潟2歳S&ファンタジーS2着馬コーディエライト、新馬戦と赤松賞を連勝したマウレア、新馬戦と白菊賞を連勝したリリーノーブル、新馬戦で直線一気を決めたブエナビスタの娘ソシアルクラブ、アルテミスS2着馬サヤカチャン、同3着馬ラテュロス、同6着馬トーセンブレス、前走くるみ賞を勝ったモルトアレグロ、前走りんどう賞を勝ったマドモアゼルなど。コーディエライトは新潟2歳Sがフロンティアに0.1秒差、ファンタジーSがベルーガに0.1秒差の2着。手前の関係で左回りが得意。タフなレースになると真価が問われる。

マウレアは東京新馬1600mの新馬、赤松賞を5番手から抜け出して優勝。13年の桜花賞馬アユサンの全妹。戸崎騎手は今年166勝で2位だが、9月以降の重賞では[0−1−3−17]で連対率4.8%。今年の芝G1では[0−0−0−11]。リリーノーブルは東京芝1600mの新馬戦、京都芝1600mの白菊賞を連勝。サンデーレーシングで1800万円で募集されたルーラーシップ産駒で近親にデウスウルトがいる。過去10年で中1週できた馬は[0−0−0−22]。相馬眼的にデータを覆してもおかしくない馬。

ソシアルクラブは京都芝1600mの新馬戦を直線一気で優勝。母ブエナビスタでコロナシオンの全妹。過去10年で前走芝1600mの新馬戦勝ち馬は[1−1−2−5]で11年にブエナビスタの半妹ジョワドヴィーヴルが制している。ラテュロスは阪神芝1600mの新馬戦2着、未勝利戦1着。前走アルテミスSは直線で少しスムーズさを欠き0.3秒差の3着。小柄な牝馬だが追って味があり、スピードに乗るとそれを持続できる。阪神芝1600mで勝っている馬はラテュロス(ギリシャ語でスイートピー)、サヤカチャンしかいない。

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