きさらぎ賞
レース展望

過去10年で1番人気は[4−3−0−3]で7連対。単勝1倍台[3−2−0−0]、2倍台[1−1−0−2]、3倍台[0−0−0−1]。単勝1倍台なら堅実。2番人気は[1−2−4−3]で3連対、3番人気は[1−0−2−7]で1連対。連対馬16頭が5番人気以内、残る4頭は6、6、8、8番人気。最近4年の馬連は1.5馬、2.6倍、7倍、9倍。単勝1倍台の1番人気が連対して堅い決着が続いている。

連対馬19頭が前走4着以内。前走5着以下は[1−0−4−33]で唯一連対したのは前走朝日杯FS9着馬。前走G1なら着順は問われない。前走3着馬は[3−1−0−7]で3、5、6、8番人気が連対。穴で要注意。6番人気以下で連対した4頭の戦績は[2−1−2−1]、[1−0−0−1]、[2−0−1−0]、[2−0−0−1]で4着以下が1回しかなかった。穴で4着以下が1回以下を満たす馬に注意。

ダノンマジェスティは阪神芝1800mの新馬戦を中団からメンバー最速の33.0秒で差し切って3馬身半差で圧勝。勝ちタイムは1分49秒9。レースのラスト3Fは11.3−11.2−11.0秒で尻上がり。直線で外にモタれたが、強烈な末脚を繰り出した。セレクトセールで2億3760万円で取り引きされたディープインパクト産駒で昨年の皐月賞馬アルアインの全弟。和田騎手が騎乗停止のため、松若騎手に乗り替わる。新馬戦は前半5F64.1秒の超スローペース。キャリア1戦で若さ丸出しのレースにならなければ。

カツジは前走デイリー杯2歳Sで2番手からメンバー2位の35.0秒で上がって0.2秒差の2着。勝ったジャンダルムはホープフルSで2着に入り、3着ケイアイノーテックは阪神JFで4着に入った。母は北九州記念勝ち馬メリッサで全兄に現1600万条件のミッキーグローリーがいる。休み明け、距離1F延長がカギ。グローリーヴェイズは前走こうやまき賞で中団からメンバー最速の33.4秒で伸びて頭差の2着。勝ったカフジバンガードは東スポ杯2歳S4着、シンザン記念5着。新馬戦で騎乗したMデムーロ騎手が騎乗する。

前走京都芝1600mの新馬戦を勝ったレッドレオン、前走京都芝2000mの新馬戦を逃げて圧勝したサトノフェイバー、同コースの萩S2着馬オーデットエール、前走京都芝1600mの未勝利戦を勝ったラセット、エポカドーロなど。人気になるダノンマジェスティ、カツジ、グローリーヴェイズは京都芝1800mで好成績のディープインパクト産駒。3頭でガチガチもあるか。レッドレオンもディープインパクト産駒。新馬戦は3番手からメンバー7位の36.6秒で抜け出して優勝。勝ちタイム1分38秒7は遅いが稍重だった。

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