共同通信杯
レース展望
過去10年で1番人気は[2−2−2−4]で4連対。関東馬は[2−1−1−1]、関西馬は[0−1−1−3]。関西馬は連対を外すことが多い。2番人気は[2−3−1−4]で5連対、3番人気は[3−1−2−4]で4連対。連対馬16頭が5番人気以内、残る4頭は6番人気。最近5年の馬連は11倍、6倍、7倍、96倍、34倍。堅い決着が続いていたが、最近2年は6番人気が連対して中穴決着になった。
連対馬13頭が前走連対、19頭が前走4着以内。前走5〜9着は[0−1−2−31]、10着以下は[0−0−1−10]。連対馬13頭が前走OP以上で3着以内。前走OP以上で好走した馬を重視。東京芝1800mは紛れが少なく実力馬に有利。連対馬13頭に前2走以内に重賞3着以内またはOP特別3着以内があった。OP以上の芝1800〜2000mで実績のある人気馬が活躍。初勝利直後では通用しにくい。
グレイルは新馬、京都2歳Sを連勝。不良馬場の新馬戦は好位からメンバー最速タイの36.1秒で抜け出して2分12秒9で優勝。京都2歳Sは4番手からメンバー最速の34.0秒で差し切り、2分1秒6で優勝。頭差の2着タイムフライヤーはホープフルS、3着ケイティクレバーは若駒S、4着アイトーンは福寿草特別を制している。セレクトセールで6048万円で取り引きされたハーツクライ産駒で野中厩舎の管理馬。半兄にロジチャリス(ダービー卿CT)がいる。初の左回り、距離1F短縮をクリアして無敗のまま皐月賞か。
ステイフーリッシュは中京芝2000mの新馬戦を好位からメンバー最速の33.8秒で抜け出して2馬身半差で圧勝。前走ホープフルSは後方から勝負どころで押し上げ、メンバー2位の35.9秒で上がって2着ジャンダルムにクビ差の3着。直線でエンジンの掛かりが遅かったが、最後にいい脚を使って2着馬に迫った。新馬戦を勝った直後の重賞挑戦でキャリアの浅さが出たが、上位2頭と大きな能力差はないのではないか。450キロと小柄なステイゴールド産駒。前走厳しいレースを経験できた。3戦連続で中谷騎手が騎乗する。
前走百日草特別を勝ったゴーフォザサミット、東京芝1800mの新馬戦を勝ったサトノソルタス、中山芝1800mの未勝利戦を勝ったブレステイキング、前走シンザン記念5着のカフジバンガード、未勝利&500万条件を連勝したオウケンムーン、二ノ宮厩舎のエイムアンドエンドなど。ゴーフォザサミットは百日草特別を3番手からメンバー最速タイの33.6秒で抜け出して優勝。セレクトセールで4644万円で取り引きされたハーツクライ産駒で半兄にショウナンマイティ。過去10年の共同通信杯で藤沢和厩舎は[0−0−1−5]。
サトノソルタスは不良馬場の新馬戦を2番手から抜け出して1分58秒3で優勝。単勝1.5倍の断然人気に応えた。ブレステイキングは未勝利戦を好位からメンバー最速の36.2秒で差し切って1分50秒1で優勝。この2頭は堀厩舎のディープインパクト産駒。どちらかにムーア騎手が騎乗する。エイムアンドエンドは東京芝2000mの未勝利戦を好位から抜け出して2分1秒3で優勝。前走京成杯で好位から伸び切れず10着に終わった。過去10年の共同通信杯で二ノ宮厩舎は[3−0−0−1]。ドイツのミナリク騎手が騎乗する。
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