ダイヤモンドS
レース展望

過去10年で1番人気は[6−1−0−3]で7連対。56キロ以下は[2−1−0−3]だが、57キロ以上は[4−0−0−0]で勝率100%。2番人気は[2−3−2−3]で5連対、3番人気は[0−0−1−9]で連対なし。6〜9番人気と10番人気以下が各2連対。以前は極端な人気薄が激走して大波乱があったが、最近5年の馬連は19倍、15倍、9倍、33倍、20倍で中穴までに収まっている。

トップハンデは[3−3−0−7]で6連対。5番人気以内は[3−3−0−4]で連対率60%。13年以降は[2−3−0−1]で毎年連対している。6番人気以下は[0−0−0−3]で不振。関東馬[5−7−3−59]で12連対、関西馬[5−3−7−62]で8連対。6番人気以下では関東馬[1−2−3−46]、関西馬[0−1−4−44]。穴で前走重賞以外で負けて斤量が軽くなった関東馬に注意。

フェイムゲームは国内の芝3000m以上では、ダイヤモンドS1、1、2、6着、天皇賞(春)6、2、8着、ステイヤーズS2着。過去4年のダイヤモンドSでの斤量は55キロ、58キロ、58.5キロ、58キロ。今年はトップハンデ58.5キロを背負う。ハンデ2位のヤマカツライデン、プレストウィックは55キロで3.5キロ差があるが、重賞勝ち馬が自分しかいないメンバーだけに仕方ない。ルメール騎手では[1−0−0−1]で昨年の目黒記念を勝っている。ハーツクライ産駒。スタミナと地力で他馬を圧倒するか。

昨年のAR共和国杯2着馬ソールインパクト、昨年のステイヤーズS3着馬プレストウィック、昨年のダイヤモンドS2着馬ラブラドライト、前走早春S4着のホウオウドリーム、前走AJCC7着のレジェンドセラー、前走万葉S2着のリッジマン、前走函館記念3着のヤマカツライデン、前走比叡S6着のリッチーリッチーなど。ソールインパクトはAR共和国杯でスワーヴリチャードに0.4秒差の2着。前走日経新春杯はスローの上がり勝負で11着。東京の長距離戦では[1−1−3−0]。極端な上がり勝負にならなければ。

プレストウィックは前走ステイヤーズSで2着フェイムゲームに0.3秒差の3着。斤量は1キロ差から3.5キロ差に広がる。切れより地力タイプで長い距離は得意。戸崎騎手に乗り替わる。ラブラドライトは昨年のダイヤモンドSで先行して0.2秒差の2着。今年は2キロ重い53キロを背負う。近走不振の9歳馬。ひと叩きされてどこまで上向いてくるか。ホウオウドリームは東京芝2400m[3−0−0−1]で上がりは全てメンバー最速。母はメジロドーベル。格上挑戦のため52キロで出走できる。テン乗りの松岡騎手に乗り替わる。

[Home]