京都牝馬S
レース展望

16年に2月に移動し、距離が1400mに変更された。過去10年で1番人気は[4−3−1−2]で7連対。外国人騎手は[2−1−0−1]、元地方騎手は[1−1−1−0]で堅実。2番人気は[3−1−1−5]で4連対、3番人気は[0−0−2−8]で連対なし。6〜9番人気が7連対、10番人気以下が1連対。最近5年はの馬連は6倍、8倍、864倍、35倍、30倍。15年は9−15番人気で大波乱になった。馬場が渋った5年の馬連は30倍、97倍、27倍、35倍、30倍で中穴決着が続いている。

関東馬[2−4−3−38]、関西馬[8−6−7−90]で関西馬が活躍している。関東馬は1番人気[1−0−0−0]だが、2〜5番人気は[0−0−0−8]で不振。6〜9番人気は[1−3−3−9]で7頭が3着以内。穴で6〜9番人気の関東馬に注意。前走1600万条件は[0−4−4−16]で3着以内に入った馬は5、5、6、7、7、9、9、10番人気。前走1600条件で3、5着に負けた馬が格上挑戦で通用した。牝馬限定重賞で格は問われない。穴で1600万条件で5着以内に入った馬に注意。

ミスパンテールは清水S、ターコイズSを2連勝。前走ターコイズSは直線で馬群に包まれて厳しい位置にいたが、最後に鋭く伸びてクビ差で制した。芝1400mは初めてになるが、キャリア1戦で臨んだチューリップ賞で1分33秒5で走って2着に入っただけに対応できるか。2戦連続で横山典騎手が騎乗する。ワンスインナムーンは昨年の京都牝馬S2着馬。高松宮記念は16着に終わったが、スプリンターズSで逃げて0.1秒差の3着に粘った。芝1400mは[2−3−0−3]。香港遠征明けで仕上がりがカギ。

ソルヴェイグは重賞2勝の実力馬。2走前のオパールSを1分7秒5で逃げ切ったが、前走京阪杯は2番手から伸び切れず0.5秒差の9着。同コースで1キロ減だっただけに不可解な負け方。芝1400mはフィリーズレビュー1着以来となる。Mデムーロ騎手で人気を集めそうだ。ミスエルテはファンタジーSを勝った後、馬券圏内がなく不振が続いている。昨秋はスワンS15着、阪神カップ15着。馬体が増え、調教も動いているが、結果が出ない。叩き3戦目、ファンタジーSを勝った京都芝1400mでどこまで変わるか。

前走石清水S2着のエスティタート、前走市川Sを勝ったデアレガーロ、前走新春Sを逃げ切ったエンジェルフェイス、16年の新潟2歳S勝ち馬ヴゼットジョリー、前走シルクロードS14着のアットザシーサイドなど。エスティタートは芝1400m[4−2−1−5]で昨年の京都牝馬Sでは最後方から追い込んで0.3秒差の4着。フラガラッハの半妹。格上挑戦のため、53キロで出走できる。デアレガーロは芝1200m、1600m、1800m、2000mで各1勝。ベステゲシェンク、ロワアブソリューの半妹。

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