中山牝馬S
レース展望
過去10年で1番人気は[1−2−1−6]で3連対。13年まで連対がなかったが、14年以降は[1−2−0−1]で連対率75%。2番人気は[0−1−0−9]、3番人気は[1−0−1−8]で各1連対。6〜9番人気が5連対、10番人気以下が5連対。人気薄が半数を占める。最近3年は5番人気以内で決着したが、トリッキーな中山内回りのハンデ戦で荒れるときは極端に荒れる傾向がある。
52キロ以下は[0−3−1−33]で未勝利。53キロは[5−2−3−33]、54キロは[3−4−1−20]で計14連対。53、54キロが勝つことが多い。56キロ以上は[2−2−2−15]、1番人気なら[0−2−1−0]。過去10年馬連が3番人気以内で決着したことがない。9年で6番人気以下が3着以内、6年で10番人気以下が3着以内に入っている。3連単は大波乱に注意。
マキシマムドパリは昨年愛知杯、マーメイドSを優勝。芝1800mは[2−1−3−2]で小回りコースをこなすタイプ。これまで56キロでは[0−0−2−2]で愛知杯3着、エリザベス女王杯4着。56キロを背負うと詰めが甘くなるだけに藤岡佑騎手がそこをどうクリアさせるかがカギ。トーセンビクトリーは芝1800m[4−2−3−3]で中山牝馬S1着、クイーンS2着がある。右回り、良馬場の芝1800mでは[3−2−3−0]。56キロではマーメイドS9着、エリザベス女王杯10着。56キロの克服がカギ。
エテルナミノルは前走愛知杯で重賞初制覇。芝1800mは[2−2−0−4]で垂水S(1600万)で1分44秒7で走ってシルバーステートに0.2秒差の2着がある。中山芝ではフラワーC5着、ターコイズS5、7着。前走より2キロ増の56キロを背負う。フロンテアクイーンは前走ターコイズSでミスパンテールにクビ差の2着。中山芝は[1−3−1−2]、中山芝1800mは[1−0−0−1]で昨年の中山牝馬Sは0.3秒差の8着に負けている。ハンデは前走から1キロ増の54キロ。昨年の中山牝馬Sは外枠だった。
昨年のローズS2着馬カワキタエンカ、愛知杯2着馬レイホーロマンス、同6着馬シャルール、ワンブレスアウェイ、昨年のディセンバーS2着馬ゲッカコウ、前走京都牝馬S4着のエンジェルフェイスなど。カワキタエンカは芝1800m[2−2−0−0]。ローズSではリスグラシュー、モズカッチャンを完封した。前走洛陽S10着は不甲斐なかったが、叩き2戦目でどこまで変わってくるか。ゲッカコウは中山芝1800m[1−2−2−0]でフラワーC、ディセンバーSで2着がある。その2戦と同じ54キロで出走できる。
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