フラワーC
レース展望
過去10年で1番人気は[4−3−1−2]で7連対。関東馬は[2−1−1−0]、関西馬は[2−2−0−2]。前走勝った馬は[4−2−1−0]だが、負けた馬は[0−1−0−2]で不振。2番人気は[1−1−3−5]で2連対、3番人気は[2−1−0−7]で3連対。6〜9番人気が4連対、10番人気以下が2連対。15年に12番人気が連対して馬連万馬券が出たが、それを除くと10〜20倍台で決着している。
前走勝ち馬が13連対。前走勝った馬が毎年連対している。前走2着は[0−1−0−10]、3着は[0−0−1−8]で不振。連対馬18頭が前走5着以内。前走6〜9着は[1−1−3−24]で2連対、10着以下は[1−0−1−20]で1連対。前走惨敗馬が巻き返すのは稀。6番人気以下で連対した6頭のうち5頭が関東馬。6頭のうち5頭に芝1800mで連対があった。穴で芝1800mで連対がある関東馬に注意
ロックディスタウンは新潟芝1800mの新馬戦を中団からメンバー最速の32.5秒で抜け出して1分50秒4で快勝。2着タイムフライヤーはホープフルSを制した。札幌2歳Sは中団の外から差し切って1分51秒4で優勝。前走阪神JFは1番人気に支持されたが、3番手から伸び切れず0.9秒差の9着。休み明けが影響したのか、道中力んで走っていた。その後、二ノ宮厩舎から藤沢和厩舎に転厩。今回も休み明けだけに道中折り合いがつくかがカギ。クラシック出走の賞金は足りている。転厩緒戦でどこまで仕上げてくるか。テン乗りの池添騎手に乗り替わる。ちなみに母ストレイキャットはゼンノロブロイ(藤沢和厩舎)の半姉。
トーセンブレスは中山芝1600mの新馬戦を出遅れて最後方からメンバー最速の34.0秒で大外から差し切って優勝。2着プリモシーンはフェアリーSを制した。アルテミスSは出遅れた後に中団の後ろに押し上げ、メンバー4位タイの34.9秒で伸びて0.5秒差の6着。出遅れて前半脚を使い、初の左回り、直線でごちゃついたことが影響したか。前走阪神JFは後方からメンバー最速タイの33.7秒で追い込んで0.6秒差の6着。勝ったラッキーライラックと同じ上がりを繰り出したが、位置取りが後ろ過ぎた。小回りの芝1800mとスタートがカギ。過去10年で4コーナー10番手以下は[1−2−4−51]で1勝のみ。
前走京都芝1800mの未勝利戦を圧勝したカンタービレ、前走中山芝1800mの500万条件を勝ったメサルティム、新馬、アスター賞を連勝したノームコア、前走エルフィンS2着のノーブルカリナンなど。カンタービレは前走未勝利戦を3番手からメンバー最速の35.0秒で抜け出して3馬身差で圧勝。最後は流す余裕があった。未勝利戦でクビ差先着を許したラセットはきさらぎ賞で3着に入った。角居厩舎のディープインパクト産駒。ロックディスタウンは休み明け、トーセンブレスは追い込みタイプだけにMデムーロ騎手で1番人気になる可能性がある。前走のラスト3Fは12.2−11.9−11.4秒で尻上がりだった。
メサルティムは未勝利戦を逃げてアドマイヤアルバを完封し1分50秒9(重)で優勝。500万条件は好位からメンバー5位の35.0秒で差し切って1分49秒8で優勝。外を回っていい脚を長く使った。中2週で再度輸送があるため、馬体を維持できるかがカギ。ノームコアは昨年9月のアスター賞以来となるため、どこまで仕上がってくるか。ノーブルカリナンは未勝利戦をメンバー最速の34.1秒で差し切って1分48秒6で優勝。前走エルフィンSは好位から伸びて0.1秒差の2着。友道厩舎のディープインパクト産駒。Mデムーロ騎手から勝浦騎手に替わって人気は落ちそう。条件が揃うとパフォーマンスアップの可能性がある。
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