ファルコンS
レース展望

過去10年で1番人気は[2−0−0−8]で2連対のみ。単勝2倍台は[1−0−0−3]、3倍台は[1−0−0−2]、4倍以上は[0−0−0−3]。芝1400mに変更されてからは[1−0−0−5]で1連対のみ。2番人気は[2−2−1−5]で4連対、3番人気は[1−2−1−6]で3連対。6〜9番人気が1連対、10番人気以下が5連対。最近5年の馬連は81倍、8倍、246倍、19倍、16倍で荒れている。4番人気以内から軸を選び、人気薄に流して中穴以上を狙うのが妙味。

連対馬20頭のうち7頭が前走1着。前走500万条件勝ち馬が4番人気以内なら[3−1−0−7]。前走OP以上で7〜9着に負けた馬が7頭連対している。前走10着以下は[1−1−3−37]で2連対のみ。連対馬20頭のうち5頭にダート経験、4頭にダート勝ちがあった。芝1400m変更後に11、12番人気で連対した2頭はダート勝ちがあった。芝1400mはダート実績が直結しやすい。10番人気以下で連対した5頭のうち4頭が2勝馬。穴で前走OP以上で8着前後に負けた2勝馬に注意。

ダノンスマッシュは阪神芝1400mの未勝利戦を中団からメンバー最速の34.4秒で差し切って2馬身差で圧勝。もみじSは3番手からメンバー最速の34.2秒で抜け出して3馬身差で圧勝。前走朝日杯FSはスタートで躓いて位置取りが悪くなり、内からメンバー2位タイの33.8秒で追い上げて2着に0.1秒差の5着。まともなら2着争いできたのではないか。短距離馬が多い安田隆厩舎のロードカナロア産駒。芝1400mは[2−1−0−0]で現状ベストの距離。左回りは新潟の新馬戦で経験している。福永騎手から新馬戦で騎乗した戸崎騎手に乗り替わる。戸崎騎手は昨年のファルコンSをコウソクストレートで制している。

フロンティアは新潟2歳Sを2番手からメンバー2位の32.9秒で抜け出して1分34秒6で優勝。2着コーディエライトはファンタジーSで2着、3着テンクウはジュニアCを制した。デイリー杯2歳Sは向こう正面で故障した馬の煽りを受けてスムーズさを欠き0.6秒差の4着。前走朝日杯FSは7番手から伸び切れず2着に0.5秒差の8着。初めての速い流れで差すレースをしたことに戸惑った面もあるか。ドリームパスポートの半弟でダイワメジャー産駒。芝1400mの流れに対応して速い上がりを繰り出せるかがカギ。昨年8月以降の重賞で中内田厩舎は5番人気以内なら[5−0−0−1]。ちなみに今回は2戦2勝の左回り。

新潟2歳S3着馬で前走ジュニアCを勝ったテンクウ、小倉2歳S勝ち馬で京王杯2歳Sで3着があるアサクサゲンキ、前走クロッカスS2着のアンブロジオ、同3着のムスコローソ、前走クリスマスSを勝ったタイセイプライド、ダート[2−2−0−0]のミスターメロディ、前走萌黄賞を勝ったモズスーパーフレア、芝1400mで2勝しているヒシコスマーなど。ミスターメロディは東京ダ1300mの新馬戦を逃げてメンバー最速の36.0秒で上がって1分17秒4のレコードで8馬身差で圧勝。2着リョーノテソーロは3連勝でクロッカスS(初芝)を制した。藤原英厩舎の外国産馬。ダノンスマッシュの逆で戸崎騎手から福永騎手に乗り替わる。

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