スプリングS
レース展望

過去10年で1番人気は[3−3−3−1]で6連対。関東馬は[1−1−2−1]、関西馬は[2−2−1−0]。単勝1倍台は[0−0−2−0]、2倍台は[1−3−0−0]、3倍以上は[2−0−1−1]。単勝1倍台のローズキングダムとロードクエストは3着に終わった。2番人気は[1−1−2−6]で2連対、3番人気は[2−1−0−7]で3連対。6〜9番人気と10番人気以下は各2連対。最近7年の馬連は5番人気以内で決着し、荒れても30倍台止まり。人気馬の組み合わせで10倍前後を狙うのが妙味。

連対馬17頭が前走3着以内。前走G3で3着以内に入った馬が3番人気以内なら[3−3−1−5]で6連対。最近5年の連対馬は全て前走1着。前走500万条件を勝った馬が4連勝中。前走4、5、7着から連対した3頭のうち2頭にOP特別1着があり、残る1頭に芝1800m以上の500万条件で連対があった。前走4着以下に負けた馬はこれが目安になる。前走10着以下は[0−0−0−13]で不振。朝日杯FSから直行した馬は1番人気なら[1−1−1−1]だが、2番人気以下は[0−0−2−5]で不振。

ステルヴィオはサウジアラビアRCと朝日杯FSでダノンプレミアムの2着。サウジアラビアRCは後方からメンバー最速の33.5秒で追い込んで0.3秒差の2着。外枠スタートで位置取りが悪くなったが、ダノンプレミアムの上がりを0.9秒上回った。前走朝日杯FSは後方からメンバー2位タイの33.8秒で追い込んで0.4秒差の2着。直線で少しごちゃついた。ロードカナロア産駒だが、1600mより長い距離をこなすタイプ。能力的にあっさりもあるが、ルメール騎手が点ではなく線で乗る可能性を少し考慮したい。

ルーカスは東スポ杯2歳Sでワグネリアンに0.5秒差の2着。ホープフルSは中団から伸び切れず1.0秒差の6着。道中外を回って少し折り合いを欠いていたことが堪えた。最終調教で放馬した影響もあったか。ひと息入れて立て直し、[1−1−0−0]の芝1800m。2戦連続でMデムーロ騎手が騎乗する。ゴーフォザサミットは未勝利、百日草特別を連勝。前走共同通信杯は出遅れて最後方からメンバー最速の33.2秒で内から追い込んで0.3秒差の4着。まだ緩いため、スタートが遅い点を田辺騎手がどう克服させるか。

セントポーリア賞で直線一気を決めたハッピーグリン、未勝利、あすなら賞を連勝したエポカドーロ、G3で4、5、5着のカフジバンガード、前走若竹賞を勝ったレノヴァール、前走フリージア賞2着のマイネルファンロン、前走すみれS3着のビッグスモーキーなど。ハッピーグリンは前走セントポーリア賞を中団からメンバー最速の33.3秒で差し切って1分49秒8で優勝。レースのラスト3Fは11.3−11.2−11.4秒の高速ラップ。2着リビーリングは弥生賞で5着に入った。門別の坂路で鍛えられ、現時点の完成度が高い。中山で前走の末脚が再現できれば、展開と位置取り次第で突き抜ける可能性がある。

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