福島牝馬S
レース展望
過去10年で1番人気は[2−1−2−5]で3連対。単勝3倍以下は[2−1−0−0]で堅実。前走中山牝馬S3着以内は[2−0−1−1]。2番人気は[0−1−1−8]で1連対、3番人気は[3−1−2−4]で4連対。6〜9番人気が3連対、10番人気以下が2連対。最近5年の馬連は8倍、14倍、64倍、111倍、31倍。多頭数、混戦メンバー、荒れ馬場で中穴以上の決着が多い。
前走中山牝馬S勝ち馬は[0−1−0−1]、2着馬は[4−1−1−1]、3着馬は[1−1−1−3]だが、今年は2着馬の出走がない。6番人気以下で連対した5頭のうち3頭は道中2番手、残る2頭は10番手以下からの追い込みだった。最近は2番手につけた馬が穴をあけており、15年は9番人気が2着、16年は15番人気が1着。連対馬の脚質は展開と馬場に左右されるが、穴で前残りに注意。
カワキタエンカは前走中山牝馬Sを前半5F61.3秒で逃げて1分49秒0(稍重)で優勝。昨年のローズSで2着に粘った馬が前走洛陽Sで10着に負けたことでローズSより1キロ軽い53キロだった。芝1800mは[3−2−0−0]で連対率100%。前走から1キロ増の54キロはこなせるが、前走のようにマイペースで行けるかどうかがひとつのポイント。早めに捲ってきそうな馬がいる。
昨年の中山牝馬S勝ち馬トーセンビクトリー、昨年のヴィクトリアマイル2着馬デンコウアンジュ、前走中山牝馬S3着のレイホーロマンス、同5着のブラックオニキス、同6着のゲッカコウ、同7着のキンショーユキヒメ、同8着のエンジェルフェイス、同11着のワンブレスアウェイなど。トーセンビクトリーは芝1800mは[4−2−3−4]の巧者。前走から2キロ減の54キロで出走できる。
デンコウアンジュは昨年の福島牝馬Sで大外から早めに捲って0.4秒差の4着。前走阪神牝馬Sは超スローの上がり勝負で後方のまま11着。今回は昨年のように捲る手か。レイホーロマンスは愛知杯2着が51キロ、中山牝馬S3着が52キロで今回は54キロ。小回りコースで岩崎騎手の立ち回りがカギ。ブラックオニキスは紫苑S4着、秋華賞6着、中山牝馬S5着で人気より走っている。
ゲッカコウは前走中山牝馬Sは好位から伸び切れなかったが、小回り向きの地力タイプ。かなり使い込んでいるが、3走前のディセンバーS2着くらい走れれば。キンショーユキヒメは休み明けの愛知杯が20キロ増、前走中山牝馬Sが10キロ減。前半スローで後半4、5Fが高速ラップが続く展開になれば。エンジェルフェイスは逃げたときは3戦3勝。藤原英厩舎は絶好調。ワンブレスアウェイは今回もスタート次第。
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