青葉賞
レース展望
過去10年で1番人気は[5−1−2−2]で6連対。単勝1倍台は[2−0−0−1]、2倍台は[2−1−1−0]、3倍以上は[1−0−1−1]。前走勝った馬が単勝3倍以下なら[2−1−0−0]で堅実。2番人気は[1−1−1−7]で2連対、3番人気は[0−0−1−9]で連対なし。6〜9番人気が5連対、10番人気以下が2連対。最近5年の馬連は305倍、49倍、11倍、19倍、7倍。13年に7−9番人気で大波乱になったが、最近3年は10倍台までに収まっている。
連対馬20頭のうち16頭が前走3着以内。前走4着以下から連対した4頭は前走弥生賞4、6、7着、スプリングS6着。穴で弥生賞、スプリングSで6着前後に負けた馬に注意。前走8着以下は[0−0−0−25]で3着以内がない。東京芝2400mの外枠はコースロスがあり不利。8枠は[1−0−3−23]で唯一連対したのは09年の1番人気アプレザンレーヴ。5番人気以内は[1−0−2−5]で1連対のみ。8枠に入った馬は脚質に関係なく不振。人気になっても割り引きが必要。(先週のフローラSは8枠の2頭が2、3着に入ったが・・・)
オブセッションは新馬(重)、シクラメン賞を2連勝。シクラメン賞は後方からメンバー最速の33.5秒で差し切り、1分45秒6のレコードで4馬身差で圧勝。前走弥生賞は中団の後ろにつけたが、4コーナーから直線で外に大きく膨れて7着。若さモロ出しでまともに走っていない。シルクレーシングで1億円で募集されたディープインパクト産駒。16年以降の重賞でルメール騎手&藤沢和厩舎のコンビは[10−2−3−7]、3番人気以内なら[9−2−2−5]。今年の重賞でルメール騎手は1番人気[3−1−0−1]、2番人気[1−1−1−2]、3番人気以下[0−0−1−6]。弥生賞から2ヶ月してどこまで馬体に芯が入ってくるか。
サトノソルタスは前走共同通信杯で中団からメンバー2位の33.3秒で伸びて0.1秒差の2着。エンジンが掛かるまで時間が掛かり、ムーア騎手がガツンと追って持ってきたが、最後は前にいたオウケンムーンと同じ脚色になった。堀厩舎のディープインパクト産駒でフラワーC2着馬パシフィックギャルの半弟。パドックでは馬体が幼く映ったが、キャリア1戦で重賞で連対したように素質が高いのだろう。久々のレースでどこまで馬体が成長してくるか。今年の重賞でMデムーロ騎手は1番人気[4−0−1−2]、2番人気[2−1−0−8]、3番人気以下[0−0−1−3]。先週のフローラSではサトノワルキューレで大外一気を決めている。
前走アザレア賞を勝ったスーパーフェザー、前走大寒桜賞を勝ったダノンマジェスティ、前走ゆきやなぎ賞2着のエタリオウ、前走未勝利戦を圧勝したディープインラヴ、共同通信杯4着馬ゴーフォザサミット、同5着馬カフジバンガード、前走山吹賞2着のダブルフラット、前走毎日杯4着のノストラダムスなど。スーパーフェザーはセレクトセールで2億8080万円で取り引きされたディープインパクト産駒。前走アザレア賞は中団からメンバー最速の33.6秒で差し切って2馬身半差で圧勝。距離を延ばしてパフォーマンスを引き上げた。過去10年でアザレア賞勝ち馬は[3−0−1−2]で現在3連勝中。友道厩舎はエタリオウと2頭出し。
ダノンマジェスティは新馬戦を圧勝し、きさらぎ賞で1番人気に支持されたが1.4秒差の9着に終わった。前走大寒桜賞は後方から上がってメンバー2位タイの35.2秒で差し切り2分17秒8で優勝。セレクトセールで2億3760万円で取り引きされたディープインパクト産駒。アルアインの全弟が頭角を現すか。エタリオウは[1−3−0−1]で前3走500万条件で2着。前走ゆきやなぎ賞は中団から早めに捲ってサトノワルキューレに半馬身差の2着。サトノワルキューレは先週のフローラSで大外一気を決めている。セレクトセールで9396万円で取り引きされたステイゴールド産駒。和田騎手からテン乗りの石橋脩騎手に乗り替わる。
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