新潟大賞典
レース展望

過去10年で1番人気は[0−1−2−7]で1連対のみ。前走から斤量増[0−1−1−2]、同斤[0−0−0−3]、斤量減[0−0−1−2]。前走と同斤、斤量減は連対がない。2番人気は[2−1−1−6]で3連対、3番人気は[3−2−0−5]で5連対。6〜9番人気が2連対、10番人気以下が6連対。ハンデ戦で極端な人気薄の連対が多い。最近5年の馬連は25倍、10倍、357倍、51倍、119倍。ハンデ戦で波乱傾向が強く、本命狙いは妙味がない。10番人気以下を絡めて中穴以上を狙うのが妙味。

4歳[2−3−2−24]、5歳[3−1−4−26]、6歳[3−4−2−27]、7歳以上[2−2−2−51]で6歳以上の高齢馬が健闘している。7歳以上で3着以内に入った馬は4、5、6、10、11、13番人気。穴で7歳以上の高齢馬に注意。53キロ以下は[0−0−0−19]で不振。55キロが4連対、56キロが8連対、57キロが5連対。前走OP以上で善戦した55〜57キロに注目。トップハンデは[2−2−1−13]で4連対。57.5キロ以上は[0−0−0−9]で不振が続いている。

トリオンフは3連勝で小倉大賞典を優勝。小倉大賞典は好位から徐々に進出し、メンバー2位タイの34.1秒で早めに抜け出して2馬身半差で圧勝。直線で鞭を入れず、最後は流す余裕があった。前走大阪杯は出遅れて後方から捲って4コーナーで先団に取りついたが、直線で伸び切れず1.0秒の8着。ある程度に前につけるタイプが後方から大外をブン回しては厳しかった。芝2000mは[2−0−0−1]だが、左回りは初めて。小倉大賞典より3キロ重い57キロを背負う。少し見込まれたか。テン乗りの松田騎手に乗り替わる。

ステファノスは天皇賞(秋)、大阪杯で2着がある実直馬。本来は昨年2着の大阪杯に出走する馬だが、今年は新潟大賞典からスタート。芝2000mは[0−4−2−5]で勝ったことはないが、芝2000mのG1で[0−3−2−4]の実績はメンバー最上位。トップハンデ58キロを背負うが、天皇賞(秋)で58キロを背負って2、3着がある。過去10年で58キロを背負った馬は[0−0−0−6]で3着以内なし。オースミグラスワン、ナカヤマナイトが1番人気で10、5着に終わっている。テン乗りの和田騎手に乗り替わる。

前走福島民報杯2着のマイスタイル、前走小倉大賞典3着のスズカデヴィアス、前走六甲S4着のハクサンルドルフ、前走中山金杯6着のトーセンマタコイヤ、昨年の鳴尾記念勝ち馬ステイインシアトル、前走1600万条件を勝ったカレンラストショー、ナイトオブナイツ、昨年のスプリングS2着馬アウトライアーズなど。マイスタイルは昨年の弥生賞でカデナに0.1秒差の2着。3着はダンビュライト。前に行ってしぶとい脚を使う馬で昨年のダービーでは逃げて0.3秒差の4着に粘っている。前走はハイペース。田中勝騎手がどう乗るか。

スズカデヴィアスは芝2000m[2−2−2−7]で福島記念2着、金鯱賞3着がある。過去2年の白富士Sは1、、2着で上がりは33.3秒(4位)、33.9秒(1位)。テン乗りの三浦騎手に乗り替わる。ハクサンルドルフはOP以上で[0−0−0−5]だが、前8走の上がりはメンバー1、2位。過去10年で上がり1位は[5−3−3−3]、2位は[3−2−1−7]で計13連対。届く位置で進めて1、2位の上がりを繰り出せれば。テン乗りの丸田騎手に乗り替わる。アウトライアーズは前4走10着以下。馬体が絞れてくれば。

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