七夕賞
レース展望
サマー2000シリーズの第1戦。過去10年で1番人気は[3−1−2−4]で4連対。前走重賞3着以内は[2−1−1−3]、57キロなら[2−1−0−0]だが、今年が該当する馬がいない。2番人気は[1−1−2−6]で2連対、3番人気は[1−0−1−8]で1連対。6〜9番人気が5連対、10番人気以下が4連対。最近5年の馬連は49倍、158倍、38倍、22倍、14倍で中穴決着が多い。
トップハンデは[0−2−2−11]。1、2番人気は[0−0−2−3]、3番人気以下は[0−2−0−8]。1、2番人気のトップハンデは連対がなく不振。昨年は57.5キロのマルターズアポジーが2番人気で11着に終わった。今年のトップハンデはプラチナムバレット、マイネルフロスト、マイネルミラノの57キロ。6番人気以下で連対した9頭は5、6歳馬。穴で芝2000mで勝ち星がある5、6歳馬に注意。
サーブルオールは1000万、1600万条件を連勝して臨んだ前走エプソムCは後方からメンバー3位タイの35.2秒で上がって0.3秒差の4着に入った。直線で内に切れ込んで一瞬見せ場を作ったが、重馬場が影響したのか、最後は伸び切れなかった。それでも久々の重賞で0.3秒差ならある程度メドは立ったか。芝2000mは[2−1−0−0]で2走前に中山の美浦S(1600万)を勝っている。
芝1800mは[1−1−1−2]。前走から距離1F延長はプラスに働きそうだ。ルメール騎手では[4−0−1−2]で長期休み明けを除くと4着以内を確保。今回はルメール騎手からテン乗りの戸崎騎手に乗り替わる。今年のレースでルメール騎手から戸崎騎手に乗り替わった馬は[6−7−0−9]、1番人気なら[4−5−0−3]で連対率75%。これまで重賞で3着以内がないため、55キロで出走できる。
福島牝馬S勝ち馬キンショーユキヒメ、昨年の京都新聞杯勝ち馬プラチナムバレット、前走福島民報杯を勝ったマイネルサージュ、昨年の七夕賞2着馬マイネルフロスト、前走マーメイドS2着のワンブレスアウェイ、同6着のレイホーロマンス、昨年の福島民報杯勝ち馬マイネルミラノなど。週末は土日とも曇り時々雨の予報。稍重で行われた12年は14番人気のアスカクリチャンが勝ち、3連単59万馬券が飛び出している。
キンショーユキヒメは芝1800mの福島牝馬Sを勝ったが、芝2000mは[3−1−0−7]でむしろ芝2000mの方が合っている。牡馬混合戦のため、福島牝馬Sと同じ54キロで出走できる。テン乗りの北村宏騎手に乗り替わる。プラチナムバレットは長期休養から復帰し、白富士S4着、大阪城S3着、都大路S14着。前走は前脚を気にしてゴール後に浜中騎手が下馬した。テン乗りの岩崎翼騎手に乗り替わる。
マイネルサージュは前走福島民報杯を後方2番手からメンバー最速の36.0秒で差し切って2分00秒8で優勝。前半5F58.1秒の流れを味方につけた。重賞は全てG2で[0−0−0−5]で8着が最高。ハンデは前走から1キロ増の55キロ。津村騎手が持ってくるか。マイネルフロストは福島芝2000m[1−1−0−1]で15年の福島民報杯1着、昨年の七夕賞2着がある。ひと叩きされてどこまで上向いてくるか。
過去10年で牝馬は[1−2−1−9]でイタリアンレッド(52キロ、7人気)が勝ち、アルコセニューラ(53キロ、4人気)(54キロ、6人気)で2度2着がある。7番人気以内なら[1−2−1−2]。ある程度人気になる馬なら狙い目はある。今年はキンショーユキヒメ、レイホーロマンス、ワンブレスアウェイが出走予定。「雪姫」、「ロマンス」、「一瞬のうちに」。なんとなく七夕に合っているような・・・。
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