プロキオンS
レース展望

過去10年で1番人気は[2−3−4−1]で5連対。単勝3.3倍以下なら[2−3−3−0]で複勝率100%。6歳以上の高齢馬は[0−1−2−0]で未勝利。2番人気は[1−3−2−4]で4連対、3番人気は[1−2−0−7]で3連対。6〜9番人気は2連対、10番人気以下は1連対。過去5年は5番人気以内で決着し、馬連は23倍、5倍、17倍、8倍、8倍で中穴までに収まっている。

連対馬20頭のうち14頭が前走3着以内、18頭が前走5着以内。残る2頭は前走6着。前走7着以下は[0−0−3−45]で3着止まり。最近5年の連対馬10頭のうち9頭が前走OP以上で連対していた。前走連対した馬に注目。6番人気以下で連対した3頭は前走ダート短距離のOP特別で2、6、6着。前走OP特別で負けたダ1400m巧者が巻き返している。穴で前走OP特別で2〜6着に負けて人気がない馬に注意。

キングズガードはダ1400m[8−9−5−3]で中京では[1−0−2−0]で昨年のプロキオンSを1分22秒9で勝っている。ダ1400mのG3では[1−3−1−2]で前2走は黒船賞、かきつばた記念で2着。今年7歳になったが、相手なりに堅実に走っている。過去10年で7歳馬は[0−1−3−32]で連対は13年のセイクリムズン(5人)のみ。昨年のように速い流れになって上手く立ち回れれば。

前2走フェブラリーS&かしわ記念3着のインカンテーション、前走欅Sを勝ったドリームキラリ、かきつばた記念とさきたま杯を連勝したサクセスエナジー、栗東Sと天保山Sを連勝したウインムート、前走花のみちSを勝ったマテラスカイ、2走前にオアシスSを勝ったルグランフリソン、2走前にすばるSを勝ったドライヴナイトなど。週末は土曜が雨、日曜が曇り時々雨の予報。脚抜きのいい馬場でのレースになりそうだ。

インカンテーションはG1[0−2−2−4]でフェブラリーS2、3着がある実力馬。G3は[6−1−1−1]、半年以上の長期休み明けを除くと[6−1−0−0]。実力は足りるが、初のダ1400mがどう出るか。過去10年で8歳馬は[0−0−2−12]。ドリームキラリは前走欅Sを逃げて1分23秒8で優勝。前半3F36.1秒の楽逃げだった。前走より1キロ減の56キロで出走できる。鞍上はMデムーロ騎手。

サクセスエナジーは昨年12月以降[5−0−0−1]で前2走地方交流重賞を連勝。少し頭が高いが、好位からひと脚使えるタイプ。中京ダ1400mでは500万条件で4馬身差で圧勝している。1分22秒台の持ちタイムがない点がどう出るか。ウインムートはダ1400m[4−0−1−3]で現在OP特別を2連勝中。ドリームバレンチノの全弟。松山騎手がサクセスエナジーに騎乗するため、和田騎手に乗り替わる。

マテラスカイはダ1200m[5−1−0−3]、ダ1400m[0−2−0−3]。ダ1200mの1600万条件は逃げて5馬身差、3馬身半差の圧勝。充実してきた今なら距離はこなすか。鞍上は武豊騎手。ルグランフリソンは今年ダートで[2−1−0−2]。2走前のオアシスSではサンライズノヴァを完封して勝っている。ドライヴナイトは昨年9月以降[4−0−1−1]。前走4着に終わったが、休み明けだった。

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