函館記念
レース展望
サマー2000シリーズの第2戦。過去10年で1番人気は[0−2−0−8]で2連対。11年以降は[0−0−0−7]で不振が続いている。2番人気は[2−0−1−7]で2連対、3番人気は[3−0−0−7]で3連対。6〜9番人気が3連対、10番人気以下が5連対。最近6年は必ず7番人気以下が2着に入り、馬連は98倍、35倍、50倍、81倍、108倍、351倍。ハンデ戦でかなり波乱傾向が強い。
トップハンデは[1−1−0−8]で2連対のみ。1、2番人気は[0−0−0−3]、58キロは[0−1−0−4]、6歳以上は[0−1−0−7]。13、14年に3、8番人気が連対したが、ほとんど出番がない。今年のトップハンデは昨年の札幌記念勝ち馬サクラアンプルール。前走巴賞連対馬は[0−1−0−14]、1番人気では[0−1−0−4]。穴で前走巴賞で7着前後に負けて人気がない馬に注意。
トリコロールブルーは[5−1−1−3]、G3以下では[5−1−1−0]で3着以内を確保。前走鳴尾記念は中団の後ろからメンバー3位の35.0秒で伸びて0.5秒差の3着。ストロングタイタンとトリオンフに負けたが、1分57秒7で走って高速決着に対応できた。芝2000mは[3−1−1−0]で昨年札幌の日高特別をルメール騎手で勝っている。渋った馬場は不良馬場の菊花賞15着のみだが、ステイゴールド産駒だけに多少渋っても問題ないか。重賞で連対がないが、ハンデは56キロ。ルメール騎手で1番人気になりそうだ。
前走新潟大賞典を勝ったスズカデヴィアス、昨年の札幌記念勝ち馬サクラアンプルール、、前走巴賞を勝ったナイトオブナイツ、同5着のブレスジャーニー、同8着のマイネルハニー、前走エプソムC5着のエアアンセム、前走中山金杯4着のブラックバゴなど。スズカデヴィアスは前走新潟大賞典で中団からメンバー2位の32.8秒で差し切って優勝。三浦騎手が1枠1番からロスなく進めて持ってきた。7歳馬が重賞初制覇を飾ったように今充実している。芝2000mのハンデG3は[1−1−0−2]。これまでより重い57キロを背負う。
サクラアンプルールは昨年の札幌記念を中団からメンバー2位の35.0秒で差し切って2分00秒4で優勝。前走日経賞は後方から追い込んで0.2秒差の3着。芝2000mでは良馬場[3−1−1−2]、稍重以上[0−0−0−3]。休み明けでトップハンデ57.5キロを背負い、日曜が曇り時々雨の予報で馬場が渋る可能性がある。このあたりがどうでるか。ナイトオブナイツは前走巴賞を好位から抜け出して1分49秒9(重)で優勝。芝1800mは[5−0−0−5]、芝2000mは[0−0−1−1]。距離延長がどう出るか。
ブレスジャーニーは2歳時にサウジアラビアRCと東スポ杯2歳Sを勝ったが、その後は連対がない。前走巴賞は後方から追い込んで0.1秒差の5着。ひと叩きされてどこまで変わるか。鞍上は柴田善騎手。マイネルハニーは前走巴賞で2番手から伸び切れず8着。得意の重馬場だったが、休み明けで馬体が12キロ増えていた。芝2000mは[2−1−0−2]。叩き2戦目、道悪で巻き返すか。エアアンセムは芝2000m[2−1−4−5]で3着が多い。藤岡佑騎手は98年の函館記念をトーセンキャプテンで内を突いて勝っている。
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