新潟２歳Ｓ
レース展望
過去１０年で１番人気は［４−２−０−４］で６連対。単勝１〜３倍台は［４−２−０−２］だが、単勝４倍以上は［０−０−０−２］で不振。混戦で人気が割れたときは危険。２番人気は［０−０−３−７］で連対なし、３番人気は［４−０−０−６］で４連対。６〜９番人気が２連対、１０番人以下が５連対。最近５年の馬連は１６倍、７倍、１３１倍、４１倍、３７倍。人気馬を軸に人気薄を絡めて中穴以上を狙うのが妙味。
連対馬の脚質は逃げ１先行３、差し４追込１２。長い直線と内が荒れた馬場で外からの追い込みが決まりやすいが昨年はスローペースで前残りになった。上がり３Ｆ１位は［５−３−１−１］、２位は［５−３−１−４］で計１６連対。新潟外回りで上がりの速さが問われる。キャリア１戦が１２連対、２戦が８連対。連対馬は全てキャリア１、２戦。前走新馬戦を最速上がりで勝った上位人気馬が勝つことが多い。
ケイデンスコールは中京芝１６００ｍの新馬戦で後方からメンバー最速の３３．１秒で上がってハナ差の２着。勝ったアドマイヤマーズは次走中京２歳Ｓを圧勝している。前走新潟芝１６００ｍの未勝利戦は中団からメンバー最速タイの３３．７秒で差し切って１分３４秒３で優勝。単勝１．１倍の断然人気に応えた。安田隆厩舎のロードカナロア産駒で近親にフェイムゲームがいる。今年の新潟芝１６００ｍでロードカナロア産駒は［２−３−２−１］で４着以内を確保。テン乗りの石橋脩騎手に乗り替わる。
エイシンゾーンは中京芝１６００ｍの新馬戦を後方からメンバー最速の３３．７秒で差し切って１分３５秒３で優勝。３、４着馬は次走未勝利戦を勝っている。前走中京２歳Ｓは２番手から伸び切れずアドマイヤマーズに０．５秒差の２着。道中前に壁を作れず、掛かり気味に上がって行ったことが堪えた。父は今年の２歳戦で活躍しているジャスタウェイ。祖母セントルイスガールは小倉２歳Ｓ２着馬。４２０キロ台の小柄な牝馬だが、タメれば切れる脚を使えるタイプ。過去１０年で３番人気以内の牝馬は［３−０−１−４］。
東京芝１８００ｍの新馬戦を勝ったアンブロークン、中京芝１６００ｍの新馬戦を勝ったエルモンストロ、東京芝１４００ｍの新馬戦を勝ったロードアクア、前走東京芝１６００ｍの新馬戦を勝ったジョディー、前走新潟芝１６００ｍの新馬戦を勝ったエイカイキャロルなど。過去１０年で１０番人気以下は［０−５−０−７５］で２着に入ったのは全て関東馬。今年は１１頭立て。１０番人気以下の激走はないかもしれないが、８番人気前後の人気薄、特に関東馬に注意。少頭数のレースは特有の紛れがあることが多い。
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