札幌2歳S
レース展望

過去10年で1番人気は[3−2−1−4]で5連対。牡馬は[2−2−0−4]、牝馬は[1−0−1−0]。前走札幌芝1800mで勝った牡馬は[1−2−0−0]で堅実。2番人気は[2−2−0−6]で4連対、3番人気は[3−0−1−6]で3連対。連対馬18頭が5番人気以内、残る2頭は10、11番人気。最近5年の馬連は23倍、236倍、8倍、181倍、17倍で万馬券が2回。人気薄が激走して荒れている。

前走新馬戦は5番人気以内[6−3−1−22]、6番人気以下[0−1−5−42]。前走未勝利戦は4番人気以内[2−1−0−1]、5番人気以下[0−0−0−14]。前走新馬、未勝利を勝って人気になった馬が活躍している。牡馬は[8−7−7−84]で15連対、牝馬は[2−3−3−24]で5連対。牝馬は4番人気以内なら[2−2−1−2]だが、5番人気以下は[0−1−2−22]で1連対のみ。

ウィクトーリアは函館芝1800mの新馬戦を逃げてメンバー2位の34.9秒でまとめて3馬身差で圧勝。最後は流す余裕があり、勝ちタイム1分48秒3はレコード。シルクRで2,800万円で募集されたヴィクトワールピサ産駒。母は秋華賞馬ブラックエンブレムで半兄ブライトエンブレムは14年の札幌2歳Sを大外一気で制している。小島茂厩舎は先週の新潟2歳Sでロードクエストの半妹スティルネスが3着に入った。岩田騎手がアフランシールに騎乗するため、田辺騎手に乗り替わる。再度内枠に入れば逃げの手か。

クラージュゲリエは札幌芝1800mの新馬戦を大外からメンバー最速の34.0秒で差し切って2馬身差で圧勝。前半5F67.1秒の超スローペースで勝ちタイムは1分54秒2。レースのラスト3Fは12.0−11.3−11.3秒で尻上がり&持続ラップだった。キャロットFで5,000万円で募集されたキングカメハメハ産駒。半兄プロフェットは15年の札幌2歳Sで2着に入っている。前走はモレイラ騎手が騎乗したが、今回はMデムーロ騎手に乗り替わる。新馬戦とは違う流れに戸惑わず、切れる脚を使えれば。

前走函館2歳S2着のラブミーファイン、前走コスモス賞を勝ったナイママ、福島の新馬戦を勝ったクリスタルバローズ、前走函館の新馬戦を勝ったアフランシールなど。ラブミーファインは前走函館2歳Sで先行して直線で後続を引き離し、最後にアスターペガサスに差されてハナ差の2着。新馬戦が芝1800mのため人気がなく8番人気で激走した。北海道セレクションセールで1,647万円で取り引きされたジャスタウェイ産駒。レースセンスが良くスピードも備えており、距離をこなすタイプ。新馬戦で騎乗した池添騎手に乗り替わる。

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