京成杯AH
レース展望

サマーマイルシリーズ最終戦。今年はロジクライ、ワントゥワン、ウインガニオン、ヤングマンパワー、ロードクエストが勝てば優勝となる。過去10年で1番人気は[2−0−0−8]で2連対のみ。単勝2倍台は[1−0−0−2]、3倍台は[1−0−0−3]、4倍以上は[0−0−0−3]。単勝3.7倍以上は[0−0−0−6]で不振。2番人気は[4−1−2−3]で5連対、3番人気は[2−0−2−6]で2連対。

6〜9番人気、10番人気以下は各5連対。最近5年の馬連は15倍、46倍、623倍、22倍、40倍。人気馬に人気薄を絡めて中穴以上を狙うのが妙味。連対馬20頭のうち7頭が前走連対。前走勝った馬が5勝。前走7〜9着と前走10着以下が各5連対。前走重賞なら着順不問。最近3年の連対馬6頭のうち5頭が前走9着以下。前走惨敗馬の巻き返しに注意。トップハンデは[0−2−3−8]で2、6番人気の2連対のみ。

ロジクライは16年のシンザン記念勝ち馬。今年は節分S、六甲Sを連勝し完全復調。マイラーズCは逃げて7着に終わったが、前走中京記念は4番手からメンバー5位タイの34.9秒で上がって0.1秒差の2着に粘った。荒れた内を突いたのがマイナスだったが、前崩れの展開で1分32秒4で走って2着に粘ったことを評価したい。長期休み明けを除き、G3以下の芝1600mでは[4−2−1−1]で4着以内を確保。開幕週の馬場を味方に先行して粘り込むか。

ミッキーグローリーは長期休み明けを除き[5−1−3−0]で3着以内を確保。昨年秋から一戦ごとにパフォーマンスを引き上げ、前走阿武隈Sを勝ってオープン入り。中山芝1600mは[2−1−1−1]で500万、1000万条件を勝っている。父はディープインパクト、母はメリッサで全弟にニュージーランドTを勝ったカツジがいる。国枝厩舎は中山の重賞に強いが、過去10年の京成杯AHでは[0−0−1−6]。陣営はルメール騎手を確保している。

関屋記念2着馬ワントゥワン、ダービー卿CT勝ち馬ヒーズインラブ、16年の京成杯AH勝ち馬ロードクエスト、昨年の中京記念勝ち馬ウインガニオン、前走関屋記念4着のヤングマンパワー、前走米子Sを圧勝したベステンダンクなど。ワントゥワンは関屋記念で最後方から追い込んでクビ差の2着。脚質的に開幕週の中山がカギになるが、過去10年でブレイズアトレイル、フラアンジェリコ、ガリバルディが直線一気で連対している。Mデムーロ騎手から戸崎騎手に乗り替わる。

ヒーズインラブは中山芝1600mは[3−1−1−1]でダービー卿CTで重賞初制覇。ダービー卿CTは55キロだったが、今回は56.5キロを背負う。中山芝1600mは[3−1−1−1]。520キロ超える大型馬で叩き良化タイプだけに休み明けがどう出るか。ヤングマンパワーは前走関屋記念で0.4秒差の4着に入り復調気配。中山芝1600mは[1−0−2−2]で15年の京成杯AHで3着がある。ズブい馬だけにガツンと追える石橋脩騎手は合っている。

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