セントウルS
レース展望
サマースプリントシリーズの最終戦。ラブカンプーが勝てば優勝、負ければアレスバローズが優勝となる。過去10年で1番人気は[2−5−1−2]で7連対。先行タイプは[2−4−0−1]だが、差し追い込みタイプは[0−1−1−1]で1連対のみ。2番人気は[2−2−1−5]で4連対、3番人気は[1−0−1−8]で1連対。6〜9番人気、10番人気以下は各2連対。最近5年の馬連は2倍、11倍、110倍、4倍、30倍で堅いか波乱両極端。穴で逃げ先行馬の粘り込みに注意。
連対馬の脚質は逃げ3先行11、差し4追込2で14頭が逃げ先行馬。逃げ馬は1、2、10番人気が勝っている。開幕週で馬場がいいため、前に行った馬が止まりにくい。1分7秒台の高速決着に対応できる逃げ先行タイプに注目。牡馬は[5−8−4−80]、牝馬は[5−2−6−38]。別定G2でメンバーが揃うが、牝馬が健闘している。夏のスプリント重賞で好走した牝馬に注意。
ファインニードルは芝1200m[7−2−0−7]で2走前に高松宮記念を制した。阪神芝1200mは[3−1−0−0]で昨年のセントウルSを勝っている。前走チェアマンズスプリントプライズは4着に終わったが、馬体が14キロ減っていた。休み明けは[1−0−0−2]だが、今年のシルクロードSを馬体18キロ増で勝っている。脚質的に開幕週のセントウルSは合っているが、昨年より2キロ重い58キロを背負う。スプリンターズSの前にどこまで仕上げてどこまで走らせるか。
ラブカンプーは芝1200m以下[2−4−1−0]で3着以内を確保。前3走は葵Sが0.2秒差の2着、アイビスSDが0.2秒差の2着、北九州記念が0.3秒差の3着。前走北九州記念は前半3F32.4秒だったが、2番手から34.5秒で上がって3着に粘った。連戦が続いているが、勝てばサマースプリントシリーズ優勝だけに目一杯に走らせるのだろう。今年1月からずっと使っており、夏に新潟、小倉に遠征した疲れが残っていないことが条件。陣営はMデムーロ騎手を確保している。
阪急杯勝ち馬ダイアナヘイロー、昨年の小倉2歳S勝ち馬アサクサゲンキ、前走アイビスSD4着のレジーナフォルテ、16年のセントウルS2着馬ネロ、フィリーズレビュー4着馬アンヴァルなど。ダイアナヘイローは阪急杯を勝ったが、その後は18、9、7着。昨年以降、阪神芝1400m以下では[3−0−0−0]。武豊騎手が先行して持ってくるか。アサクサゲンキは葵S5着、CBC賞4着、北九州記念6着と善戦止まりが続いている。前3走は追い込み。テン乗りの松山騎手がどう乗るか。
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