シリウスS
レース展望

過去10年で1番人気は[3−2−1−4]で5連対。54キロ以下は[0−0−0−2]、55〜57キロは[2−2−0−0]、57.5キロは[1−0−0−1]、58キロ以上は[0−0−1−1]。55〜57キロなら堅実。2番人気は[1−1−2−6]で2連対、3番人気は[2−3−1−4]で5連対。連対馬17頭が5番人気以内、残る3頭は6、8、11番人気。最近5年の馬連は31倍、8倍、8倍、8倍、271倍。昨年は11番人気のメイショウスミトモが勝って大波乱になった。

3歳[2−1−1−9]、4歳[2−1−3−16]、5歳[4−3−2−32]、6歳[2−4−4−26]、7歳以上[0−1−0−28]。3歳馬は5番人気以内[2−1−1−6]、6番人気以下[0−0−0−3]。6歳馬は2、3着が多い。7歳馬は3番人気の1連対のみ。トップハンデは[0−2−3−8]で2連対。1番人気は[0−1−1−2]、2、3番人気は[0−1−1−1]だが、4番人気以下は[0−0−1−5]で連対がない。人気馬なら狙い目はあるが勝った馬はいない。

グレイトパールはダートを使って6連勝で平安S、アンタレスSを優勝。前走平安Sは後方から捲って先団に押し上げ、メンバー5位タイの37.0秒で上がって0.3秒差の5着。長期休み明けで勝ったアンタレスSの影響があったのか、馬体が8キロ増えて過去最高体重だった。今回は休み明け、トップハンデ57.5キロと課題はあるが、かなり入念に乗り込んでいる。昨年4馬身差で圧勝した平安SはG1級のパフォーマンスだった。チャンピオンズCに向けてどんな走りを見せるか注目のレースになる。

サンライズソアは今年名古屋大賞典と平安Sを優勝。前走平安Sはハナを切ってスローに落とし、メンバー5位の37.0秒でまとめて1分57秒3で優勝。Mデムーロ騎手が早めにスパートして持ち味のしぶとさを引き出した。ダ1900〜2000mでは[2−2−0−0]で連対を外していない。阪神ダ2000mでは仁川Sでナムラアラシに0.2秒差の2着がある。長い距離では安定して走るタイプ。Mデムーロ騎手が騎乗停止のため、テン乗りのルメール騎手に乗り替わる。

JDD2着馬オメガパフューム、平安S3着馬クインズサターン、マーキュリーC2着馬ヨシオ、名鉄杯を圧勝したラインルーフ、2連勝でオープン入りしたミキノトランペットなど。オメガパフュームは[3−1−1−0]で3着以内を確保。前走JDDは好位からしぶとく伸びてルヴァンスレーヴに0.3秒差の2着。人気のドンフォルティス、グレートタイムに先着した。阪神ではダ1800mで2戦2勝。3歳馬で重賞勝ちがないため53キロで出走できる。テン乗りの和田騎手に乗り替わる。

クインズサターンは前5走3、2,3、3、4着。勝ち切れないが、相手なりに堅実に走っている。平安Sは中団からメンバー最速の36.3秒で伸びて0.2秒差の3着。中1週でどこまで上向いてくるか。ヨシオは前5走2、4、3、3、3着。勝ち切れないが、前に行ってしぶとい脚を使っている。ダ2000mではマーキュリーC2着がある。ラインルーフは前走名鉄杯で2番手から抜け出して8馬身差で圧勝。阪神ダ1800mは全て条件戦だが3戦3勝。森騎手は平地重賞初制覇なるか。

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