アルテミスS
レース展望

過去6年で1番人気は[2−2−0−2]で4連対。休み明けでなく前走芝1600〜1800mなら[2−2−0−1]、キャリア2戦以上なら[2−2−0−0]。勝った2頭は前走最速上がりを繰り出していた。2番人気は[2−1−0−3]で3連対、3番人気は[0−0−0−6]で連対なし。連対馬12頭のうち8頭が4番人気以内、残る4頭は6、9、12、13番人気。過去6年の馬連は15倍、15倍、31倍、104倍、4倍、257倍。昨年は13番人気のサヤカチャンが逃げて2着に粘り大波乱になった。

連対馬12頭は全て前走5着以内。前走2着馬は[0−0−1−9]で3着止まり。前走6着以下は[0−0−0−16]で出番なし。連対馬12頭のうち11頭の前走上がりがメンバー3位以内。前走上がりが4位以下は[0−1−2−31]で1連対のみ。前走3位以内の上がりで3着以内に入った馬に注目。6番人気以下で3着以内に入った7頭のうち3頭が未勝利戦1着、残る4頭のうち3頭がOP以上で1、3、3着。穴で前走OP特別好走がフロック視された馬と前走未勝利戦を勝った馬、特に逃げ先行馬に注意。

グレイシアは新潟芝1400mの新馬戦を1分21秒6で逃げ切って6馬身差で圧勝。前走アスター賞は出遅れて最後方からメンバー最速の33.5秒で差し切って1分34秒9で優勝。単勝1.4倍の断然人気に応えた。2着ドラウプニルはサウジアラビアRCで4着に入った。母は秋華賞4着馬グーデグレイス。半兄にブラックプラチナム、近親にラブリーデイがいる。ダイワメジャー産駒でも切れる脚を使えるタイプ。過去6年でノーザンファーム生産馬は1、2番人気なら[2−2−0−1]。栗田徹厩舎は勝てば重賞初制覇となる。

ミディオーサは東京芝1600mの新馬戦を後方からメンバー最速の33.6秒で外から追い込んでクビ差の2着。スローの上がり勝負で前残りになったが、末脚の威力で2着に突っ込んだ。前走新潟芝1600mの未勝利戦を3番手からメンバー最速の34.3秒で抜け出して2馬身差で圧勝。勝ちタイムは1分35秒1。単勝1.4倍の断然人気に応えた。ファンタジーS勝ち馬ミスエルテの半妹で堀厩舎のディープインパクト産駒。Mデムーロ騎手からモレイラ騎手に乗り替わる。グレイシアと同じノーザンファーム生産馬。

札幌芝1800mの未勝利戦を圧勝したシェーングランツ、札幌芝1800mの新馬戦を勝ったミリオンドリームズ、未勝利、クローバー賞を連勝したウインゼノビア、阪神芝1600mの新馬戦を勝ったビーチサンバ、阪神芝1800mの未勝利戦を圧勝したエールヴォアなど。シェーングランツはソウルスターリングの半妹でディープインパクト産駒。ミリオンドリームズはフランケル産駒。この2頭は藤沢和厩舎の管理馬。2頭とも高速上がりを繰り出せるかがカギになるが、土曜は雨が降る予報のため、少しは緩和されるかもしれない。

[Home]