京王杯2歳S
レース展望
過去10年で1番人気は[1−2−2−5]で3連対。最近4年は[1−1−2−0]で3着以内を確保。2番人気は[1−1−1−7]、3番人気は[2−0−1−7]で各2連対。3番人気以内の決着は1回しかない。6〜9番人気が5連対、10番人気以下が2連対。最近5年の馬連は71倍、95倍、45倍、9倍、10倍で中穴決着が多い。5番人気以下の人気馬に人気薄を絡めて中穴以上を狙う馬券作戦が有効。
牡馬は[10−8−10−88]、牝馬は[0−2−0−27]。牝馬は4番人気以内[0−2−0−1]だが、5番人気以下[0−0−0−26]で不振。16年は1番人気のレーヌミノルが2着に入った。牝馬は人気馬なら狙えるが勝った馬はいない。関東馬は[4−5−3−73]、関西馬は[6−5−7−40]。10年以降に6番人気以下で連対した6頭のうち5頭が関西牡馬。穴で6番人気前後の関西牡馬に注意。
アウィルアウェイは阪神芝1200mの新馬戦を中団からメンバー最速の34.0秒で差し切って1分10秒3で2馬身差で圧勝。ダリア賞は後方からメンバー最速の33.4秒で差し切って1分21秒6で快勝。最後は流す余裕があった。ジャスタウェイ産駒で近親にリアルインパクト、ネオリアリズム。牝馬でもファンタジーSではなく、牡馬相手の京王杯2歳Sに使ってきた。Mデムーロ騎手で1番人気もありそうだ。
ファンタジスト中京芝1200mの新馬戦を2番手から抜け出して1分9秒6で優勝。前走小倉2歳Sは3番手からメンバー4位タイの35.4秒で抜け出して1分8秒9で優勝。同日の500万(牝)は前半3F33.3秒で逃げた馬が1分7秒8で勝ち、小倉2歳S2着アズマヘリテージは次走アルテミスSで13着に終わったことをどう考えるか。今年は9頭の少頭数。先行して抜け出すレースで武豊騎手が粘らせるか。
函館2歳S勝ち馬アスターペガサス、フェニックス賞勝ち馬シングルアップ、函館2歳S3着馬カルリーノ、前走未勝利戦を勝ったココフィーユなど。アスターペガサスは後方からメンバー2位の34.8秒で差し切って1分9秒4で制した。出遅れて厳しいレースになったが、新馬戦をラスト3F11秒台の尻上がりラップで圧勝したのはダテではないことを示した。過去10年で函館2歳S勝ち馬は[0−2−0−2]。
シングルアップは新馬、フェニックス賞を連勝し、小倉2歳Sは好位から伸び切れず0.4秒差の6着。出遅れて前半脚を使ったことが堪えた。芝1400mの新馬戦を1分21秒8で勝っている。流れに乗って巻き返すか。カルリーノは前走函館2歳Sで好位からメンバー4位タイの35.2秒で伸びて0.1秒差の3着。スタートが遅く、前半脚を使ったことが堪えた。今年の重賞で三浦騎手は[1−1−7−34]で3着が多い。
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