JBCクラシック
レース展望

ケイティブレイブはダートG1[2−3−1−4]で帝王賞、川崎記念を優勝。前3走はダイオライト記念1着、帝王賞2着、日本TV盃1着で連対を確保。帝王賞はクビ差で負けたが、勝ったゴールドドリームは出走しない。前走日本TV盃は2番手から抜け出して2馬身差で圧勝。昨年の平安Sは5着に終わったが、58キロを背負っていた。今秋の重賞で福永騎手は[0−0−0−9]。今年のダービージョッキーが目を覚ますか。

オメガパフュームはダート[4−1−1−0]の3歳馬。ジャパンダートダービーはルヴァンスレーヴ(南部杯1着)に0.3秒差の2着。前走シリウスSは後方から捲ってメンバー2位の35.9秒で差し切り2分1秒5(不良)で優勝。3着サンライズソアに0.3秒先着したが、斤量4.5キロ差があった。今回は55キロを背負うため、サンライズソアとは2キロ差になる。王者ルヴァンスレーヴとの再対決に向けて結果を出すか。

平安S勝ち馬サンライズソア、前走日本TV盃2着のアポロケンタッキー、フェブラリーS勝ち馬ノンコノユメ、昨年のチャンピオンズC2着馬テイエムジンソク、昨年のJBCクラシック勝ち馬サウンドトゥルー、マーチS勝ち馬センチュリオン、かしわ記念2着馬オールブラッシュなど。ケイティブレイブが1番人気になりそうだが、勝ってもおかしくない馬が多い。G1は外国人騎手の活躍が続いている。今週も外国人騎手か。

サンライズソアはダート重賞[2−2−2−0]。前走シリウスSは3着に終わったが、休み明けでトップハンデ57.5キロを背負っていた。ダ1900〜2000mは[2−2−1−0]。鞍上は今秋の重賞で絶好調のルメール騎手。アポロケンタッキーは16年の東京大賞典勝ち馬。前4走はG2以上で2、2、11、2着。京都ダートは[1−1−0−0]でみやこSを勝っている。テン乗りのMデムーロ騎手が騎乗する。

ノンコノユメは今年根岸S、フェブラリーSを最速上がりで連勝。続くかしわ記念、南部杯は4着に終わった。小回りコースに課題があるが、15年のジャパンダートダービー勝ち馬で距離は守備範囲。内田博騎手がどう乗るか。サウンドトゥルーはダートG1[3−4−5−6]で15年東京大賞典、16年チャンピオンズC、17年JBCクラシックを勝っている。8歳馬でも威力のある末脚は健在。前崩れの展開になるかがカギ。

[Home]