東スポ杯2歳S
レース展望

過去10年で1番人気は[5−2−1−2]で7連対。関東馬は[1−2−0−0]、関西馬は[4−0−1−2]。キャリア2戦は[3−2−0−1]で堅実。2番人気は[2−2−0−6]で4連対、3番人気は[0−3−1−6]で3連対。連対馬18頭が4番人気以内、残る2頭は9、10番人気。最近5年は全て4番人気以内で決着し、馬連は30倍、10倍、13倍、14倍、1.7倍。昨年は少頭数でガチガチになった。

連対馬17頭が前走1着、19頭が前走連対していた。残る1頭は前走OP特別4着。前走勝った馬が中心。500万条件は1着、前走OP以上は4着以内が条件。前走5着以下は[0−0−0−24]で出番なし。前走新馬戦は[4−1−3−21]で5連対、未勝利は[1−3−4−26]で4連対。素質があればキャリアは問われない。前走OP以上から連対した馬は全て4番人気以内。穴で前走新馬、未勝利戦を勝った馬に注意。

ルヴォルグは東京芝1800mの新馬戦を好位からメンバー最速タイの33.6秒で抜け出して1分49秒5で4馬身差で圧勝。前半5F62.7秒でラスト3Fは11.4−11.0−11.3秒の高速ラップ。510キロのディープインパクト産駒。新馬戦を圧勝したが、2戦目でどこまで仕上げが進んでくるか。今年の2歳重賞で藤沢和厩舎は[2−0−0−0]でサウジアラビアRCをグランアレグリア、アルテミスSをシェーングランツが勝っている。前走騎乗したルメール騎手はヴェロックスに騎乗するため、ムーア騎手に乗り替わる。

ヴェロックスは小倉芝1800mの新馬戦を好位からメンバー最速の34.2秒で抜け出して1分48秒7で8馬身差で圧勝。前半5F61.9秒でラスト3Fは11.8−11.3−11.3秒で尻上がり&持続ラップ。前走野路菊Sは4番手からメンバー最速タイの34.1秒で伸びてカテドラルに半馬身差の2着。好スタートを切った後に中団に下げ、3、4コーナーで外を回ったことが堪えた。中内田厩舎は浜中騎手の騎乗に納得がいかなかったのか、ルメール騎手を乗せてきた。今年の2歳重賞でジャスタウェイ産駒は[0−2−0−5]。

札幌2歳S勝ち馬ニシノデイジー(勝浦騎手)、同2着馬ナイママ(柴田大騎手)、野路菊S勝ち馬カテドラル(福永騎手)、前走新馬戦を勝ったダノンラスター(モレイラ騎手)、ホウオウサーベル(Mデムーロ騎手)、ゴータイミング(武豊騎手)、ヴァンドギャルド(Cデムーロ騎手)など。ニシノデイジーは芝1800m[2−1−0−0]。ナイママは芝1800m[1−1−0−0]。札幌2歳Sは前半5F60.4秒でレースの上がりは37.6秒。2頭とも切れより地力タイプだけに直線が長く上がりの速い東京で切れ負けしなければ。

カテドラルは最速上がりで2戦2勝。前走野路菊Sは逃げてヴェロックスを完封した。エルムS勝ち馬ジェベルムーサの半弟。福永騎手が外国人騎手を相手にどう乗るか。ダノンラスターは東京芝2000mの新馬戦を5番手からメンバー2位タイの33.6秒で抜け出して快勝。堀厩舎のディープインパクト産駒。モレイラ騎手が2戦連続で騎乗する。ホウオウサーベルは新潟芝1800mの新馬戦を3番手からメンバー最速の33.8秒で抜け出して3馬身半差で圧勝。ビッシュの半弟でハーツクライ産駒。Mデムーロ騎手が2戦連続で騎乗する。

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