京都2歳S
レース展望

14年に重賞に昇格。オープン時代を含め、過去10年で1番人気は[4−2−3−1]で6連対。重賞昇格後は[0−2−1−1]で未勝利。2番人気は[2−1−0−7]で3連対、、3番人気は[2−0−1−7]で2連対。連対馬16頭が5番人気以内、残る4頭は6、8、8、9番人気。最近5年の馬連は11倍、38倍、23倍、6倍、3倍で中穴までに収まっている。少頭数で大波乱は起きにくい。

連対馬20頭のうち17頭が前走連対。前走7、9、10着から連対した3頭には芝1800mで勝ち星があった。巻き返すには中距離実績が必要。前走新馬戦勝ち馬は[5−4−5−12]で9連対。前走新馬戦を勝った馬が1番人気なら[3−0−2−0]で全馬が単勝1倍台の断然人気に支持され3着以内を確保。素質&能力があればキャリアは問われない。穴で内枠に入った芝1800〜2000m勝ち馬に注意。

ミッキーブラックは未勝利、芙蓉Sを連勝したメンバー唯一の2勝馬。前走芙蓉Sは後方から早めに押し上げ、メンバー4位の35.2秒で抜け出して2分1秒3で優勝。スローペースでルメール騎手が向こう正面で早めに動いて押し上げたことが功を奏した。セレクトセールで6696万円で取り引きされたブラックタイド産駒。母マラコスタムブラダはアルゼンチンのG1馬。Cデムーロ騎手に乗り替わる。

ワールドプレミアは京都芝1800mの新馬戦を後方からメンバー2位の34.9秒で差し切り1分48秒0で優勝。出遅れて後方からのレースになったが、最後は末脚の威力で捻じ伏せた。セレクトセールで2億5920万円で取り引きされたディープインパクト産駒でワールドエースの全弟。直線の短い内回りコースで立ち回りが問われそうだ。今年の2歳重賞で武豊騎手は[3−0−0−2]で3勝。

札幌2歳S3着馬クラージュゲリエ、前走新馬戦を勝ったブレイキングドーン、ショウリュウイクゾなど。今年も例年通り少頭数のレースになる。クラージュゲリエは前走札幌2歳Sで後方から捲ってメンバー最速の36.8秒で上がり0.1秒差の3着。新馬戦とは全く違う流れだった。プロフェットの半弟でキングカメハメハ産駒。新馬戦で騎乗したモレイラ騎手が騎乗する。ブレイキングドーンは萩Sで放馬し疲労が激しいため除外。セレクトセールで1944万円で取り引きされたヴィクトワールピサ産駒。新馬戦2着のアドマイヤジャスタは未勝利、紫菊賞を連勝している。

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