京阪杯
レース展望
過去10年で1番人気は[1−2−0−7]で3連対。単勝1倍台は[1−1−0−0]だが、単勝2倍以上は[0−1−0−7]で1連対のみ。2番人気は[2−0−1−6]で2連対、3番人気は[0−4−0−6]で4連対。6〜9番人気が5連対、10番人気以下が3連対。最近5年の馬連は143倍、294倍、9倍、11倍、233倍で10倍前後が2回、万馬券が3回。人気薄の連対が多く、かなり波乱傾向が強い。
連対馬の脚質は逃げ5先行6、差し6追込3。逃げ馬は[4−1−0−5]で2、5、8、9、10番人気が連対。最近6年では[4−1−0−1]。穴で逃げ馬に注意。勝ち馬10頭のうち9頭が道中5番手以内につけていた。好位につけないと勝つのは難しい。2着には差し追い込み馬が突っ込むことが多い。10番人気以下で3着以内に入った8頭のうち7頭に1年以内にOP特別で3着以内があった。大穴でこのタイプに注意。
ダノンスマッシュは重賞で5、7、5、7着と善戦止まりが続いたが、函館日刊スポーツ杯を3番手から抜け出して1分8秒4で優勝。安田隆厩舎のロードカナロア産駒が芝1200mで一変した。前走キーンランドCは3番手から35.9秒で上がって0.4秒差の2着。稍重で上がりの掛かる馬場が微妙に影響したか。京都では芝1400mのもみじSを3馬身差で圧勝している。外枠に入って外を回されたときに真価が問われる。
アレスバローズはCBC賞と北九州記念を連勝し、サマースプリントシリーズを優勝した。以前は追い込むレースが多かったが、北九州記念では内ラチ沿いの中団からメンバー最速の33.5秒で内から抜け出して勝ったように以前よりレースが上手くなっている。前走スプリンターズSは好位につけたが、直線で全く伸びず1.2秒差の14着。緩い馬場が影響したのではないか。夏場に使い込んだため、デキ落ちがないことが条件。
前走スプリンターズS6着のワンスインナムーン、3走前の安土城Sでモズアスコットに勝ったダイメイフジ、ファルコンS2着馬アサクサゲンキ、前走オパールSを勝ったアンヴァル、同2着馬グレイトチャーターなど。ワンスインナムーンは前2走より1キロ軽い54キロで出走できる。今回も逃げの一手か。ダイメイフジは京都芝[2−5−0−1]で芝1200mは[0−2−0−0]。ラブカンプー、ダイメイプリンセスがいる森田厩舎の管理馬。今年のスプリント重賞では[1−4−2−3]で複勝率70%。
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