ステイヤーズS
レース展望
過去10年で1番人気は[5−1−1−3]で6連対。アルバートの3連覇が含まれるが、外国人騎手なら[4−0−0−0]。2番人気は[0−2−3−5]、3番人気は[1−1−2−6]で各2連対。6〜9番人気が4連対、10番人気以下が1連対。12年に8−4番人気で馬連114倍が出たが、最近5年の馬連は13倍、18倍、28倍、8倍、2倍。人気馬が堅実で荒れても20倍台までに収まっている。
前走AR共和国杯は[7−1−6−41]で8連対。6着以下から4頭が連対しており着順は問われない。1番人気は[3−0−1−1]、5〜8番人気は[3−0−1−6]。前走AR共和国杯で追い込んで届かなかった馬に注意。アルバートが3連覇、デスペラートが2連覇、ファタモルガーナが2着3回。一度好走したステイヤーが再度好走する傾向がある。今年はアルバートとモンドインテロが該当する。
アルバートは芝3400m以上で全てムーア騎手が騎乗し[4−0−0−0]で上がりは全てメンバー最速。ステイヤーズSを3連覇し、17年のダイヤモンドSを勝っている。昨年のステイヤーズSは中団の後ろからメンバー最速の34.9秒で上がって2馬身半差で圧勝。前走AR共和国杯はトップハンデ58.5キロを背負って10着に終わったが、超スローの上がり勝負で後方からのレースでは厳しかった。過去10年で7歳馬は[0−1−1−15]で不振だが、メンバー的に4連覇の可能性は十分ある。乗り慣れたムーア騎手ではなくモレイラ騎手が騎乗する点がどう出るか。前2年と同様に57キロで出走できる。
前走古都Sを勝ってオープン入りしたアドマイヤエイカン、前走丹頂Sを勝ったリッジマン、16年のステイヤーズS3着馬モンドインテロ、札幌日経オープン勝ち馬ヴォージュ、七夕賞勝ち馬メドウラーク、オジュウチョウサンの全弟コウキチョウサンなど。アドマイヤエイカンは休み明けを除き芝2400〜2600m[1−3−1−0]。前走1600万条件を勝ったが、4走前に札幌日経オープン(OP)で2着がある。シュヴァルグラン、フェイムゲーム、カレンミロティックなど長距離実績馬を出しているハーツクライ産駒。15年の札幌2歳S勝ち馬。3000mを超える長距離戦で覚醒するか。鞍上は田辺騎手。
リッジマンは芝2600m以上[3−3−0−1]、芝3000m以上[0−2−0−0]でダイヤモンドSと万葉Sで2着がある。前走丹頂Sは中団から捲って早め先頭から押し切った。小柄な馬だけに4キロ増の56キロがどう出るか。蛯名騎手では[2−2−0−2]。モンドインテロは昨年の札幌日経オープンを勝った後[0−0−0−8]。16年のステイヤーズSは後方からメンバー最速タイの35.0秒で追い込んで0.3秒差の3着。テン乗りのビュイック騎手に乗り替わる。メドウラークは消耗戦になった七夕賞を優勝。長期休み明けを除き芝2200m以上は[3−2−0−0]。距離延長で変わり身に注意。
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