ターコイズS
レース展望

OP特別時代を含めた過去10年で1番人気は[2−1−1−6]で3連対。前走G1以外に出走した馬は[0−1−0−5]、6〜8枠に入った馬は[0−0−1−4]で不振。2番人気は[1−1−1−7]で2連対、3番人気は[2−3−1−4]で5連対。6〜9番人気が3連対、10番人気以下が10連対。最近6年の馬連は240倍、13倍、101倍、546倍、19倍、25倍で万馬券が3回。かなり波乱傾向が強い。

50キロは2連対、51キロは1連対、52キロは2連対、53キロは8連対。53キロ以下が13連対で半数以上を占める。10番人気以下で連対した5頭は51、52、53、53、54キロ。穴で前走惨敗した軽量馬に注意。トップハンデは[0−1−1−17]で1連対のみ。昨年6番人気のレッツゴードンキが2着に入った。1番人気は[0−0−0−4]、2、3番人気は[0−0−0−4]で不振。人気馬でも過信禁物。

プリモシーンはG3以下では[3−1−0−0]でフェアリーSと関屋記念を勝っている。北村宏騎手に乗り替わった関屋記念は中団からメンバー2位の33.4秒で差し切って1分31秒6で優勝。ルージュバックなど戸崎騎手の駄乗で負け続けた馬は乗り替わると一変することが多い。前走秋華賞は出遅れて最後方からメンバー2位の33.8秒で伸びて0.6秒差の7着。距離にメドを立てたが、ジャパンCを使わずマイルに戻してきた。ハンデは55キロ。ビュイック騎手に乗り替わる。相馬眼的に同厩のステルヴィオより上の可能性がある。

フロンテアクイーンはターコイズS2着、中山牝馬S2着、クイーンS2着、府中牝馬S3着と堅実に走っている。前走エリザベス女王杯は7番手から伸び切れず0.6秒差の7着。直線で寄られてスペースがなくなる不利があった。芝1600mは[0−5−1−4]で中山では[0−3−0−1]。昨年のターコイズSは5番手からメンバー7位タイの34.4秒で抜け出したが、最後にミスパンテールに差されてクビ差の2着。今年は2キロ重い55キロを背負う点がどう出るか。初来日のマーフィー騎手(今年英国2位)が騎乗する。

1000万、1600万条件を2連勝したフローレスマジック、昨年のターコイズS勝ち馬ミスパンテール、前走ポートアイランドSを勝ったミエノサクシード、同3着馬リバティハイツ、中山牝馬S勝ち馬カワキタエンカ、前走信越S3着のベルーガ、前走1600万条件を勝ったカイザーバル、ディメンシオン、リナーテ、レッドオルガ、前走キャピタルS6着のデンコウアンジュなど。中山は開催3週目で今週もAコースで行われる。金曜、土曜の中山は晴れの予報。良馬場でのレースになりそうだ。多頭数のため枠順に注意したい。

フローレスマジックはアルテミスS2着、クイーンC3着、フローラS3着があり昇級は形だけ。ラキシス、サトノアラジンの全妹が2連勝で本格化してきたか。中山芝は[2−1−1−0]で3着以内を確保。ルメール騎手では[4−3−1−1]。ミスパンテールは清水S、ターコイズS、京都牝馬S、阪神牝馬Sを4連勝したが、その後は5、9、12着に終わった。芝1600mは[3−1−0−2]で良馬場なら[3−1−0−0]。昨年より3キロ重いトップハンデ56キロがどう出るか。横山典騎手では[3−0−0−3]。

ミエノサクシードはポートアイランドSを1分34秒0で優勝。重賞は[0−0−1−3]でマーメイドS3着がある。初の中山の克服がカギ。カワキタエンカは芝1800m[3−3−0−1]だが、芝1600mは[0−0−1−4]。前に行ってどこまで踏ん張れるか。ディメンシオンは条件戦を3連勝。芝1800m以下で福永騎手なら[3−2−0−0]。中山芝1600mの重賞で福永騎手は[5−1−2−16]だが、10年以降は[0−0−1−8]、3番人気以内では[0−0−1−5]。背中にネギが見える?

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