シルクロードS
レース展望
過去10年で1番人気は[2−1−0−7]で3連対。単勝1倍台は[1−1−0−0]、2倍台は[1−0−0−1]、3倍以上は[0−0−0−6]。信頼度は単勝オッズに比例する。2番人気は[4−1−0−5]で5連対、3番人気は[2−1−0−7]で3連対。6〜9番人気が2頭、10番人気以下が1頭。最近5年は5番人気以内で決着し、馬連は23倍、3倍、16倍、24倍、22倍、32倍で中穴までに収まっている。
牡馬は[7−9−8−96]、牝馬は[3−1−2−34]で牡馬が活躍。牝馬は3番人気以内なら[3−1−0−8]だが、4番人気以下は[0−0−2−26]。牝馬が馬連で穴をあけたことはない。52キロ以下は[0−0−0−10]、53キロは[0−0−3−13]。最近8年の連対馬16頭のうち10頭が57キロ以上、13頭が56キロ以上。58キロ以上は[2−2−0−4]、5番人気以内なら[2−2−0−1]。
ダノンスマッシュは芝1200mで函館日刊スポーツ杯1着、キーンランドC2着、京阪杯1着。前走京阪杯は内ラチ沿いの4番手からメンバー4位タイの33.6秒で抜け出して1分8秒0で優勝。前半3F34.1秒の緩い流れ、内が有利な馬場で内枠からロスなく進められたことが有利に働いた。短距離馬が多い安田隆厩舎のロードカナロア産駒。ハンデは前走から1.5キロ増の56.5キロ。外枠に入って外を回るレースになったときに真価が問われる。過去10年で4歳馬の1番人気は[1−1−0−4]で勝ったのはロードカナロア。
ラブカンプーは芝1200m以下[2−6−1−0]。昨年は葵S2着、アイビスSD2着、北九州記念3着、セントウルS2着とかなり使い込んで普通の馬ならガス欠を起こすが、スプリンターズSで2番手からクビ差の2着に粘った。猛暑の中で戦ってきた馬はG1で崩れることが多いが、小柄な3歳牝馬が崩れずに走り切ったのだから大したもの。前3走馬体が増えていたように常識を超える馬なのか。ひと息入れたため、仕上がりがカギになるが、坂路で乗り込んでいる。ハンデは54キロ。[0−3−0−0]のMデムーロ騎手が騎乗する。
前走淀短距離Sを勝ったナインテイルズ、同2着のアンヴァル、前走スプリンターズS3着のラインスピリット、同4着のダイメイプリンセス、昨年のCBC賞&北九州記念勝ち馬アレスバローズ、昨年のシルクロードS2着馬セイウンコウセイなど。京都芝コースは今週からA→Bコースに変更される。これによって馬場傾向がどう変わるか。ナインテイルズは京都芝1200m[2−1−1−0]で前2走京阪杯2着、淀短距離S1着。今年8歳になったが、今充実期を迎えている。前2走騎乗した岩田騎手から福永騎手に替わる点がどう出るか。
アンヴァルは前3走京都芝1200mでオパールS1着、京阪杯4着、淀短距離S2着。ハンデは前走から1キロ減の53キロ。父はロードカナロア、母はアルーリングボイス。テン乗りの松山騎手に乗り替わる。ラインスピリットは京都芝1200m[3−2−1−5]で昨年の淀短距離Sを58キロを背負って勝っている。叩き2戦目、得意コースで一変に注意。ダイメイプリンセスは前3走アイビスSD1着、北九州記念2着、スプリンターズS4着。森田厩舎はラブカンプーと2頭出し。今年はメンバー的に超人気薄が激走する可能性がある。
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