東京新聞杯
レース展望
過去10年で1番人気は[0−1−2−7]で1連対のみ。過去10年勝った馬はおらず、最近8年連対がなく不振が続いている。単勝1倍台は[0−0−1−0]、2〜3倍台は[0−0−0−2]、4倍以上は[0−1−1−5]でオッズに関係なく不振。2番人気は[2−0−2−6]で2連対、3番人気は[3−1−0−6]で4連対。6〜9番人気が5連対、10番人気以下が1連対。最近5年の馬連は67倍、146倍、46倍、31倍、24倍。連対の多い3、5番人気に人気薄を絡めて中穴以上を狙う馬券作戦が有効。
前走1着は[3−3−1−19]、前走2着は[2−1−2−9]で計9連対。前走OP以上で4〜7着に負けた馬が巻き返すことが多い。前走10着以下は[0−1−1−37]で前走G2以下は[0−0−0−28]で出番なし。6番人気以下で連対した6頭は前走OP以上で2、5、6、6、7、9着に負けていた。前走5着前後に負けた馬は人気の盲点になりやすい。2走前にOP以上で4着以内に入り、前走5着前後に負けた馬に注意。6歳以上で連対した7頭は3、5、5、6、8、9、15番人気。穴で高齢馬に注意。
タワーオブロンドンは[4−2−1−1]でNHKマイルC12着を除き3着以内を確保。G2、G3は[2−0−0−0]で京王杯2歳S、アーリントンCを勝っている。アーリントンC2着のパクスアメリカーナは京都金杯を制した。前走キャピタルSは中団からメンバー2位の32.4秒で伸びてクビ差の2着。1分32秒台の決着、高速上がりに対応できた。目標は先だが、現時点でどこまで仕上げてくるか。今年の重賞でルメール騎手は[1−3−0−0]で連対率100%。乗り慣れた馬で今週も連対を確保するか。
インディチャンプは[4−1−1−1]で7戦のうち5戦が上がり最速。重賞では毎日杯3着、アーリントンC4着がある。アーリントンCでは勝ったタワーオブロンドンに0.2秒差の4着に終わったが、先行したこともあるか。前2走は芝1600mの有松特別(1000万)、元町S(1600万)を連勝。東京コースは初めてになるが、中京マイルで勝っており問題ないか。近親にリアルインパクトがいる音無厩舎のステイゴールド産駒。今年の重賞で福永騎手は[0−0−0−5]で8着が最高。ここをどう考えるか。
セントライト記念2着馬レイエンダ、富士S勝ち馬ロジクライ、昨年の東京新聞杯2着馬サトノアレス、クイーンC勝ち馬テトラドラクマ、弥生賞3着馬ジャンダルム、前走ターコイズS6着のレッドオルガ、キャピタルS勝ち馬グァンチャーレなど。レイエンダはレイデオロの全弟。前走チャレンジC6着は不甲斐ない内容だった。東京コースに替わるのは良さそうだが、初の芝1600mでテン乗りの北村宏騎手。藤沢和厩舎は3頭出し。レイエンダにデビューから騎乗してきたルメール騎手はタワーオブロンドンに騎乗する。
ロジクライはマイラーズC7着、マイルCS14着に終わったが、G3では[2−1−1−0]。富士Sは前半5F57.4秒の速い流れで2番手から押し切ったが、前走マイルCSは前半5F58.8秒でCデムーロ騎手が懸命に押さえて折り合いを欠いていた。東京芝1600mは2戦2勝。テン乗りの横山典騎手がどう乗るか。サトノアレスは東京芝1600m[1−2−0−2]で4戦が上がり最速。昨年の安田記念はメンバー最速の33.3秒で追い込んで0.2秒差の4着。前走阪神カップは15着惨敗。叩き2戦目でどこまで変わるか。
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