ダイヤモンドS
レース展望

過去10年で1番人気は[6−1−0−3]で7連対。56キロ以下は[2−1−0−3]だが、57キロ以上は[4−0−0−0]で勝率100%。2番人気は[2−2−2−4]で4連対、3番人気は[0−0−1−9]で連対なし。6〜9番人気と10番人気以下が各2連対。09年と12年に10番人気以下が連対して万馬券が出たが、最近5年の馬連は15倍、9倍、33倍、20倍、10倍で30倍台止まり。

トップハンデは[3−3−0−7]で6連対。5番人気以内は[3−3−0−4]で連対率60%。13年以降は[3−3−0−1]で毎年連対している。6番人気以下は[0−0−0−3]で不振。関東馬[6−6−3−58]で12連対、関西馬[4−4−7−63]で8連対。6番人気以下では関東馬[1−2−3−46]、関西馬[0−1−4−44]。穴で前走重賞以外で負けて斤量が軽くなった関東馬に注意。

ユーキャンスマイルは菊花賞で中団からメンバー最速タイの33.9秒で伸びて0.2秒差の3着。前走1000万条件を勝った馬が10番人気で穴をあけた。前走万葉Sは中団からメンバー最速タイの34.8秒で伸びてハナ差の2着。スローペースで逃げたヴォージュを捕まえられなかった。菊花賞で57キロを背負って3着に入った馬がG3で54キロで出走できる。武豊騎手からテン乗りの岩田騎手に乗り替わる。

昨年の目黒記念勝ち馬ウインテンダネス、昨年のダイヤモンドS3着馬ソールインンパクト、前走万葉S3着のグローブシアター、同4着のカフェブリッツ、前走福島記念5着のルミナスウォリアーなど。ウインテンダネスは目黒記念を勝った後、G2以上で6、4、8、11着に終わった。初のG3、初の3000m超えでどこまで変わるか。ソールインンパクトは昨秋に豪州遠征し14、11着に終わった。東京の重賞ではAR共和国杯2着、ダイヤモンドS3着、目黒記念5着。昨年のダイヤモンドSと同じ54キロで出走できる。

グローブシアターは芝2200m以上[3−0−2−3]で4着以内を確保。前走万葉Sはメンバー最速タイの34.8秒で伸びて2着ユーキャンスマイルにクビ差の3着。半兄エピファネイア、全兄リオンディーズ、半弟サートゥルナーリアがいる角居厩舎の管理馬。さらに距離を延ばして素質が開花するか。サイモンラムセスは昨年6月に1000万条件、グリーンS(1600万)を逃げて2連勝。グリーンS2着のアドマイヤエイカンはステイヤーズSで2着に入った。東京芝は[1−2−1−0]。9歳馬が最低人気で激走するか。

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