京都牝馬S
レース展望

16年に2月に移動し、距離が1400mに変更された。過去10年で1番人気は[5−3−1−1]で8連対。4歳馬は[4−0−0−0]で勝率100%。2番人気は[2−1−1−6]で3連対、3番人気は[0−0−2−8]で連対なし。6〜9番人気が6連対、10番人気以下が1連対。最近5年の馬連は8倍、864倍、35倍、30倍、8倍。馬場が渋ると人気薄が連対して中穴決着になる傾向がある。

関東馬[2−5−2−38]、関西馬[8−5−8−89]で関西馬が活躍。関東馬は5番人気以内[1−1−0−8]で2連対。6〜9番人気は[1−3−2−9]で6頭が3着以内。穴で6〜9番人気の関東馬に注意。ノーザンファーム生産馬は[3−4−0−18]、1、2番人気なら[3−2−0−2]。社台ファーム生産馬は[1−2−2−28]で1、7、7番人気が連対。穴で社台ファーム生産馬に注意。

ミスパンテールは前走ターコイズSを7番手からメンバー5位タイの35.0秒で馬群を割って抜け出し1分32秒7で優勝。前年のターコイズSより3キロ重い56キロを背負って2連覇した。昨年の京都牝馬Sは中団の外からメンバー2位タイの34.1秒で差し切って1分23秒0で優勝。今年は1キロ重い56キロを背負うが、前走ターコイズSで克服している。牝馬限定G3では[3−1−0−0]。当日の気配次第か。

ワントゥワンは昨年の関屋記念、京成杯AH、富士Sで後方からメンバー最速上がりを繰り出して2着に入った。芝1400mは[3−2−0−3]で京都では[1−1−0−2]。昨年は芝1600mをこなしたが、元々は芝1400mがベストだった。前走阪神カップは後方からメンバー3位タイの34.8秒で追い込んで1.0秒差の7着。前残りの展開で届かなかった。Mデムーロ騎手では[2−1−0−1]で好相性。

3連勝でOP入りしたアルーシャ、ターコイズS2着のリバティハイツ、17年のファンタジーS勝ち馬ベルーガ、関屋記念3着馬エイシンティンクル、昨年京都芝1400mの条件戦を2連勝したカイザーバル、前走ターコイズS5着のディメンシオン、同7着のリナーテなど。アルーシャは[4−1−2−0]で芝1400mは[2−0−0−0]。重賞ではクイーンCで3着がある。ルメール騎手が先行して粘らせるか。

リバティハイツは芝1400m[1−1−1−0]で昨年のフィリーズレビューを勝っている。前走から斤量は1キロ増えるが、得意の芝1400mで再度激走するか。ベルーガは長期休養明けの信越Sで3着、前走タンザナイトSで5着。叩き3戦目、ファンタジーSを勝った京都芝1400mでどこまで変わるか。エイシンティンクルは前走関屋記念で逃げて3着に粘った。エイシンヒカリの全妹。スピードの絶対値で粘り込むか。

[Home]