阪急杯
レース展望

過去10年で1番人気は[2−2−1−5]で4連対。G1馬は[2−0−0−1]だが、G1勝ちがない馬は[0−2−1−4]で未勝利。2番人気は[3−1−2−5]で4連対、3番人気は[0−2−0−8]で2連対。連対馬16頭が5番人気以内、残る4頭は7、7、7、8番人気。最近5年の馬連は36倍、33倍、15倍、130倍、28倍。17年は7−4−12番人気で3連単248万馬券が飛び出した。

連対馬20頭のうち前走連対は2頭のみ。前走10着以下から5頭が連対しており、前走重賞なら着順は問われない。最近は前走重賞で4着前後に負けた馬の巻き返しが目立つ。前走重賞以外は[1−0−3−42]で1連対のみ。4歳[1−4−6−21]、5歳[7−3−1−29]、6歳[1−2−1−40]、7歳以上[1−1−2−40]で5歳馬が活躍。7歳以上は7、8番人気が連対。穴で高齢馬に注意。

ミスターメロディは芝1400m[1−1−0−1]でファルコンS1着、阪神カップC。初芝だったファルコンSは4番手からメンバー4位タイの34.7秒で抜け出して1分22秒1で優勝。前走阪神カップは1枠2番から2番手につけ、メンバー3位タイの34.8秒で伸びて0.1秒差の2着。直線でダイアナヘイローを捕まえられず、最後は脚色が一緒になった。今回は阪神カップと同じコースで開幕週。ダイアナヘイローとの斤量関係は変わらないが、2頭とも鞍上が変わる。過去10年の阪急杯で福永騎手は[0−1−0−5]。

ダイアナヘイローは阪神芝1400m[2−0−0−1]で昨年の阪急杯と阪神カップを逃げ切っている。昨年の阪急杯は前半3F34.2秒で逃げて1分20秒1で優勝。阪神カップは前半3F34.8秒で逃げて1分21秒1で優勝。16、17年の阪急杯の前半3Fは33.8秒。昨年の阪急杯と阪神カップをマイペースで逃げ切ったが、流れが速くなったときに真価が問われる。武豊騎手は先週のフェブラリーSでインティで逃げ切っている。武豊騎手が逃げれば、他の騎手はまた絡まないか。過去10年で武豊騎手は[1−1−1−3]。

昨年の高松宮記念2着馬レッツゴードンキ、昨年の富士S勝ち馬ロジクライ、阪神カップ3着馬スターオブペルシャ、同4着馬ダイメイフジ、スワンS勝ち馬ロードクエスト、3連勝でOP入りしたエントシャイデン、前走1600万条件を勝ったタイムトリップなど。レッツゴードンキは芝1400m[1−0−1−1]で京都牝馬S1着、スワンS3着がある。17年のスワンS以来となる54キロで出走できる。エントシャイデンは3連勝の上がりが32.3秒(1位)、33.3秒(1位)、33.3秒(4位)。坂井騎手は重賞初制覇なるか。

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