フィリーズレビュー
レース展望
桜花賞トライアル。過去10年で1番人気は[2−3−0−5]で5連対。前走阪神JF5着以内は[1−2−0−0]。前走阪神JF以外の重賞は[0−1−0−3]。2番人気は[2−1−2−5]、3番人気は[2−1−0−7]で各3連対。6〜9番人気が7連対、10番人気以下が1連対。最近5年の馬連は760倍、32倍、39倍、4倍、40倍。3番人気以内の人気馬に人気薄を絡めて中穴以上を狙うのが妙味。
連対馬20頭のうち16頭が前走5着以内。前走500万条件、OP特別、重賞で5着以内に入った馬が活躍。最近4年の連対馬は全て前走5着以内。前走新馬&未勝利戦を勝った馬は[0−0−0−11]で出番なし。6番人気以下で連対した8頭のうち5頭が差し追い込み馬だった。桜花賞トライアルで激戦になりやすく、差し追い込み馬の突っ込みが多い。穴で近走速い上がりを繰り出している差し追い込み馬に注意。
アウィルアウェイは[2−1−0−0]で上がりは全てメンバー最速。前走京王杯2歳Sはスタートが遅く後方2番手からメンバー最速の32.8秒で内を突いて追い込んでハナ差の2着。超スローペースで後方から最内を突いてファンタジストとの首の上げ下げに持ち込んだが、わずかに届かなかった。インディチャンプの半妹でジャスタウェイ産駒。末脚は切れるが、出遅れ癖がある。テン乗りの石橋脩騎手が騎乗する。
プールヴィルは[2−1−0−2]で5着以内を確保。阪神JFは追い込み馬が上位を独占する中、5番手からしぶとく伸びて0.4秒差の5着に入った。前走紅梅Sは1番人気に支持され、中団からメンバー最速タイの35.1秒で伸びて頭差の2着。ノーブルスコアにブロックされて外に出せなかったことが堪えた。父ルアーヴルはフランスで2冠牝馬を2頭出している。社台ファーム生産馬で馬主は吉田照哉氏。
フェアリーS2着馬ホウオウカトリーヌ、紅梅S勝ち馬メイショウケイメイ、同4着馬レッドアネモス、2連勝中のキュールエサクラ、イベリス、春菜賞勝ち馬ココフィーユ、万両賞勝ち馬ジュランビル、若菜賞勝ち馬エイティーンガールなど。ホウオウカトリーヌは前走フェアリーSで中団からメンバー5位タイの34.7秒で伸びて頭差の2着。マイルをこなしたが、距離が短くなるのはプラス。緩い馬場をこなすタイプ。
メイショウケイメイは[3−0−0−1]で阪神JF11着を除き勝っている。前走紅梅Sは5番手からメンバー3位タイの35.2秒で差し切り1分22秒8で優勝。先週の弥生賞を制したメイショウテンゲンに続けるか。レッドアネモスは新馬、サフラン賞を連勝し、阪神JF9着、紅梅S4着。岩田騎手が内から持ってくるか。キュールエサクラは最速上がりで未勝利、500万条件を連勝。中内田厩舎は重賞3連勝か。
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