阪神大賞典
レース展望
過去10年で1番人気は[5−2−2−1]で7連対。現在5連勝中。単勝1倍台は[4−1−1−0]、2倍台は[0−1−0−1]、3倍台は[1−0−0−0]、4倍以上は[0−0−1−0]。2番人気は[1−1−1−7]で2連対、3番人気は[3−1−2−4]で4連対。連対馬18頭が5番人気以内、残る2頭は6、7番人気。最近5年の馬連は9倍、17倍、6倍、1.4倍、12倍で10倍台止まり。
連対馬12頭が前走4着以内。前走5着以下から連対した8頭のうち5頭に3000m以上の長距離重賞で連対があった。長距離重賞実績馬なら巻き返し可能。最近は前走有馬記念惨敗馬の巻き返しが目立つ。6番人気以下で3着以内に入った3頭は6、6、7番人気。前走はダイヤモンドS5着、日経新春杯7着、有馬記念9着。前走重賞で5〜9着に負けた馬が激走している。穴でこのタイプの7番人気前後に注意。
シャケトラは17年の日経賞を勝った後不振が続いていたが、長期休み明けの前走AJC杯を4番手からメンバー3位の34.2秒で抜け出して2分13秒7で優勝。菊花賞馬フィエールマンを完封した。日経賞とAJC杯を勝っているため、日経賞を使うのかと思われたが、陣営はメンバーを考慮したのか阪神大賞典に使ってきた。阪神芝は[3−0−0−1]。久々の長距離戦とテン乗りの戸崎騎手がポイントになる。
リッジマンはスウェプトオーヴァーボード産駒だが、芝3000m以上[1−2−0−0]で上がりは全てメンバー2位。昨年はダイヤモンドSで2着に入り、ステイヤーズSで重賞初制覇を飾った。過去の阪神大賞典で人気になった馬と比較すると実績は見劣るが、長距離ではまだ底を見せていない。少し上がりが掛かった方がいいタイプ。超スローなら自分から動いて勝ちに行くか。蛯名騎手では[3−2−0−3]。
ステイヤーズS2着馬アドマイヤエイカン、万葉S勝ち馬ヴォージュ、前走愛知杯5着のコルコバード、前走ダイヤモンドS4着のソールインパクト、小倉大賞典3着馬サイモンラムセスなど。アドマイヤエイカンはステイヤーズSでリッジマンに0.4秒差の2着に入ったが、前走万葉Sは1.5秒差の7着に終わった。ステイヤーズSで激走した反動か。斤量は前走より1キロ増えるが、乗り慣れた岩田騎手に乗り替わる。
ヴォージュは前走万葉Sを逃げ切った。2着ユーキャンスマイルは次走ダイヤモンドSを制している。和田騎手が強気な騎乗で持ってくるか。コルコバードは丹頂Sでリッジマンに0.2秒差の2着がある。過去10年で牝馬は[0−1−1−2]でデニムアンドルビーが2着、メイショウベルーガが3着。引退間近のキャロットファームの6歳牝馬(ノーザンファーム生産)。テン乗りのMデムーロ騎手に乗り替わる。
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