福島牝馬S
レース展望

過去10年で1番人気は[2−2−1−5]で4連対。単勝3倍以下は[2−2−0−0]で堅実。2番人気は[0−1−1−8]で1連対、3番人気は[2−1−2−5]で3連対。6〜9番人気が4連対、10番人気以下が2連対。最近5年の馬連は14倍、64倍、111倍、31倍、30倍で中穴決着が多い。

関東馬は[3−5−7−70]、関西馬は[7−5−3−55]。1、2番人気の関東馬は[0−0−2−4]で3着止まり。17年は1番人気のクインズミラーグロが3着に終わった。1、2番人気の関西馬は[2−3−0−9]で5連対。穴で内めの枠に入った先行馬と決め手のある馬、特に関西馬に注意。

ランドネは重賞[0−0−2−3]で紫苑Sと愛知杯で逃げて3着がある。芝1800mは[2−1−0−1]でスイートピーS、修学院S(1600万)を勝っている。前走中山牝馬Sは13着に終わったが、直線で前が詰まって全く追えなかったもの。これまで逃げたときは[2−1−2−0]で3着以内を確保。昨年逃げて2着に粘ったカワキタエンカとの兼ね合いがカギ。先週の皐月賞をサートゥルナーリアで制した角居厩舎の管理馬。今年の重賞で戸崎騎手は1、2番人気では[1−0−1−4]で連対率16.7%。

フローレスマジックは[4−4−3−5]、重賞では[0−1−2−3]でアルテミスS2着、クイーンCとフローラSで3着がある。前走中山牝馬Sは好位から早めに抜け出しかけたが、最後に一杯になって0.1秒差の5着。積極的なレースで見せ場を作ったが、休み明けのぶん伸び切れなかった。福島は初めてになるが、芝1800mは[2−1−1−2]で小回りの中山芝1800mで2勝している。ラキシス、サトノアラジンの全妹。重賞初制覇のチャンスか。今年の重賞で石橋脩騎手は[2−2−1−12]。

2連勝でOP入りしたダノングレース、昨年の福島牝馬S2着馬カワキタエンカ、前走中山牝馬S4着のデンコウアンジュ、同9着のウインファビラスなど。ダノングレースは芝1800m[3−1−0−2]で福島では西郷特別を勝っている。国枝厩舎のディープインパクト産駒。先週の福島民報杯をレッドローゼス(国枝厩舎)で勝った蛯名騎手が持ってくるか。デンコウアンジュは前2年の福島牝馬Sで4、3着。叩き2戦目は[0−0−0−5]。少頭数で展開が向くかがカギ。蛯名騎手から柴田善騎手に乗り替わる。

[Home]