フローラＳ
レース展望
オークストライアル。過去１０年で１番人気は［４−１−０−５］で５連対。最近５年は６、２、５、８、１着で取りこぼす馬が多い。２番人気は［２−３−２−３］で５連対、３番人気は［１−１−２−６］で２連対。６〜９番人気は２連対、１０番人気以下は４連対。最近５年の馬連は５９倍、１１倍、１９倍、３２０倍、１３３倍。１７年は１２−１０番人気、昨年は１−１３番人気で万馬券決着。極端な人気薄に注意。
連対馬２０頭のうち１７頭が前走３着以内。残る３頭は前走毎日杯７着、５００万条件４、９着。最近４年の連対馬は全て前走３着以内。前走勝った馬が現在４連勝中。連対馬２０頭のうち９頭が１勝馬。勝ち馬は１０頭のうち３頭が１勝馬。メンバーレベルが高くないため、１勝馬でも通用している。１勝馬はＯＰ以上で好走経験のある馬と前走未勝利戦を勝った馬に注意。穴で内めの枠に入った先行好位差しタイプに注意。
エアジーンは［２−０−０−１］で新馬戦とミモザ賞を勝っている。前走ミモザ賞は４番手からメンバー２位タイの３６．１秒で抜け出して２分２秒１（稍重）で優勝。追ってから少しズブく、エトワールに迫られたが、最後までしぶとく伸びて抜かせなかった。セレクトセールで３８８８万円で取り引きされた堀厩舎のハービンジャー産駒でクィーンズベストの半妹。近親にヴィルシーナ、ヴィブロスがいる。２勝は重馬場と稍重。開幕週の東京で上がりが速くなったときに対応できるかがカギ。Ｍデムーロ騎手が騎乗する。
フェアリーポルカは［２−０−１−０］で新馬戦と君子蘭賞を勝っている。前走君子蘭賞は中団から早めに押し上げてメンバー最速タイの３４．８秒で抜け出して１分４６秒８で優勝。２、３着馬も上がりは最速。直線で内にモタれていたが、最後までしぶとく伸びて凌ぎ切った。セレクトセールで３６７２万円で取り引きされたルーラーシップ産駒。近親にデニムアンドルビー、トゥザワールドがいる。新馬戦と君子蘭賞を最速上がりで勝ったが、開幕週の東京で上がりが速くなったときに対応できるかがカギ。鞍上は和田騎手。
前走５００万条件を勝ったウィクトーリア、前走フラワーＣ４着のシャドウディーヴァ、クイーンＣ３着馬ジョディー、デビュー戦の未勝利戦を圧勝したセラビア、クローバー賞勝ち馬ウインゼノビア、前走シンザン記念４着のパッシングスルー、前走ミモザ賞２着のエトワール、前走若竹賞２着のフォークテイル、前走新馬戦を勝ったなど伏兵は多士済々。今年のメンバーで重賞３着以内がある馬はジョディーのみ。ＯＰ特別勝ち馬はウインゼノビア（クローバー賞）、３着はフェアリーポルカ（若駒Ｓ）。今年も大波乱になる可能性が高そうだ。
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