京都新聞杯
レース展望
過去10年で1番人気は[3−2−2−3]で5連対。1〜4枠は[3−2−1−2]、5〜8枠は[0−0−1−1]。480キロ以上は[3−0−0−1]、479キロ以下は[0−2−2−2]。2番人気は[2−3−0−5]で5連対、3番人気は[3−1−0−6]で4連対。6〜9番人気が4連対、10番人気以下が1連対。最近5年の馬連は37倍、11倍、41倍、8倍、157倍で隔年で荒れている。
連対馬16頭が前走5着以内。前走勝った馬が7勝を挙げている。前走6着以下から連対した4頭のうち3頭に重賞で3着以内に入った実績があった。重賞実績のない馬が巻き返すのは稀。前走未勝利戦は[0−0−0−34]で出番なし。前走皐月賞は[2−1−1−9]で5、7、7着馬が1、2、3番人気で連対。皐月賞組は3番人気以内[2−1−1−4]、4番人気以下[0−0−0−5]。人気にならない馬は不振。
ブレイキングドーンは重賞[0−1−1−2]で京都2歳S2着、弥生賞3着がある。弥生賞は後方3番手からメンバー2位タイの36.7秒で伸びて0.4秒差の3着。道悪が得意な一族で渋った馬場が味方したか。前走皐月賞は後方のまま11着。弥生賞1着メイショウテンゲン、2着シュヴァルツリーゼは皐月賞で15、12着に終わった。過去10年の京都新聞杯で前走皐月賞10着以下は[0−0−0−4]。データを覆して巻き返せるかどうか。過去10年の京都新聞杯で福永騎手は[0−0−1−7]でガリバルディで3着がある。
タガノディアマンテはきさらぎ賞で離れた最後方からメンバー最速の34.8秒で追い込んで0.3秒差の2着。スプリングSは後方からメンバー2位の34.7秒で外から伸びて0.2秒差の4着。前走皐月賞は後方からメンバー2位タイの34.4秒で追い込んで0.8秒差の6着。位置取りが後ろ過ぎて追い込んで届かないレースが続いているが、前5走の上がりは2、2、1、2、2位で速い上がりを繰り出している。タガノトネールの半弟でオルフェーヴル産駒。きさらぎ賞を勝った京都外回りで末脚が炸裂するか。鞍上は松山騎手。
前走未勝利戦を勝ったトーセンスカイ、前走スプリングS7着のロジャーバローズ、前走大寒桜賞7着のサトノソロモン、未勝利&アザレア賞を連勝したヒーリングマインド、前走未勝利戦を勝ったフランクリン、前走500万条件3着のオールイズウェルなど。トーセンスカイは前走未勝利戦を外から捲って2分3秒3(稍重)で優勝。藤原英厩舎のトーセンラー産駒でステイインシアトル(鳴尾記念)の半弟。鞍上はトーセンラーでマイルCSを勝った武豊騎手。過去10年の京都新聞杯で武豊騎手は[2−2−0−3]。令和最初の重賞制覇なるか。
ロジャーバローズは前走スプリングSで2番人気に支持されたが、6番手から伸び切れず0.4秒差の7着。直線で馬場の荒れた内を通り、少し狭くなったことが影響したか。芝2000mでは[2−1−0−0]。叩き2戦目、距離2F延長でどこまで変わるか。上がりが速くなり過ぎなければ。サトノソロモンはセレクトセールで3億円で取り引きされたディープインパクト産駒。前走大寒桜賞は3番手から伸び切れず0.8秒差の7着。過去10年の京都新聞杯で池江厩舎は[2−1−1−3]。Mデムーロ騎手からアヴドゥラ騎手に乗り替わる。
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