葵S
レース展望

昨年から重賞に昇格。芝1200mで行われた過去9年で1番人気は[2−1−0−6]で3連対。単勝1、2倍台は[2−0−0−0]だが、3倍以上は[0−1−0−6]で不振。2番人気は[1−2−1−5]で3連対、3番人気は[1−0−0−8]で1連対。6〜9番人気が6連対、10番人気以下が2連対。最近5年の馬連は92倍、139倍、44倍、13倍、69倍/47倍。人気薄を絡めて中穴以上を狙うのが妙味。

連対馬13頭が前走5着以内。前走500万条件勝ち馬は[2−3−1−27]。前走芝1200mの500万条件を勝った馬が4番人気以内なら[2−2−0−4]。前走10着以下から4頭が連対しており、前走重賞なら着順は問われない。牡馬は[3−3−6−60]で6連対、牝馬は[6−7−2−44]で13連対。牝馬が活躍している。6番人気以下で連対した8頭のうち6頭が牝馬。穴で逃げ先行タイプの牝馬に注意。

ディアンドルは芝1200m[4−1−0−0]で未勝利、カンナS、クリスマスローズS、マーガレットSを4連勝中。前4走は逃げ、逃げ、2番手、3番手。前に行ってひと脚使えるタイプで葵Sのレース傾向とマッチしている。初の京都、1キロ重い55キロ、テン乗りの藤岡佑騎手にリスクがあるが、不利な外枠に入らなければ大崩れはないか。JRAがどの枠に入れてくるのか。今年の3歳重賞で藤岡佑騎手は[0−0−0−10]。
アウィルアウェイは昨年新馬、ダリア賞を連勝し、京王杯2歳Sで2着に入ったが、今年はフィリーズレビュー7着、桜花賞10着に終わった。フィリーズレビューは掛かり気味に2番手につけたことが影響している。前走桜花賞は後方から見せ場なく1.3秒差の10着。距離が長かったか。ディアンドルと同様に他馬より1キロ重い55キロを背負う。新馬戦以来となる芝1200mで流れに乗れれば。テン乗りの川田騎手に乗り替わる。

500万条件と橘Sを連勝したディープダイバー、函館2歳S勝ち馬アスターペガサス、サウジアラビアRC2着馬ドゴール、紅梅S勝ち馬メイショウケイメイ、2戦2勝のマリアズハートなど。ディープダイバーは[3−4−2−2]で500万条件、橘Sを最速上がりで2連勝中。京都芝は全て1400mで[1−2−0−0]。4戦連続で中2週になる。過去9年の葵Sで2枠が4勝、3枠が3勝。枠順に影響されやすい点に注意。

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