目黒記念
レース展望
過去10年で1番人気は[1−4−2−3]で5連対。単勝2倍台[0−2−0−1]、3倍台[0−2−1−1]、4倍以上[1−0−1−1]で単勝2、3倍台は未勝利。2番人気は[0−1−0−9]、3番人気は[1−0−1−8]で各1連対。6〜9番人気が7連対、10番人気以下が3連対。最近5年の馬連は213倍、144倍、12倍、34倍、192倍で万馬券が3回。ハンデ戦でかなり波乱傾向が強い。
過去10年でトップハンデは[1−0−1−11]で1連対のみ。16年まで連対がなかったが、17年に東京の長距離重賞3勝の実力馬で8番人気のフェイムゲームが制した。4番人気以内は[0−0−0−4]、5、6歳馬は[0−0−0−4]で不振が続いている。今年のトップハンデは59キロのブラストワンピース。過去10年1、2番人気の決着はない。ハンデ戦で人気馬はアテにならない。必ず人気薄を絡めたい。
ブラストワンピースは[5−0−0−3]で毎日杯、新潟記念、有馬記念を優勝。有馬記念は6番手からメンバー5位の35.7秒で差し切って2分32秒2(稍重)で優勝。古馬より2キロ軽い55キロだった。前走大阪杯は後方から外を回って上がってメンバー6位の35.3秒で上がって0.3秒差の6着。内が有利な馬場で外を回ったことも影響したか。これまで57キロでは[0−0−0−3]でダービー5着、菊花賞4着、大阪杯6着。わざわざ59キロを背負うハンデG2に使うのは、社台の使い分け、ルメールファーストの影響か。ルメール騎手が騎乗停止のため、引き続き池添騎手が騎乗する。能力の絶対値がそれほど高くない可能性?
日経新春杯2着馬ルックトゥワイス、17年の菊花賞3着馬ポポカテベトル、昨年のAR共和国杯2着馬 ムイトオブリガード 、昨年の青葉賞馬ゴーフォザサミット、2連勝でOP入りしたアイスバブル、パリンジェネシス、昨年の日経賞2着馬チェスナットコート、昨年の目黒記念勝ち馬ウインテンダネス、前走阪神大賞典4着のソールインパクトなど。週末は土日とも晴れで土曜は30℃、日曜は31℃の予報が出ている。気温が上がることで夏に強いタイプに注意したい。日差しが強いと芦毛の馬が激走するかもしれない。
ルックトゥワイスは芝2400〜2500m[2−3−0−2]で日経新春杯(55キロ)で2着がある。昨年のAR共和国杯(54キロ)は8着に終わったが、スローペースで究極の上がり勝負だった。重賞未勝利のため、55キロで出走できる。テン乗りのレーン騎手が騎乗する。ポポカテベトル(芦毛)は昨年の目黒記念で0.2秒差の4着があるが、今年も同じ55キロで出走できる。昨年8月以来の出走になるが、陣営はMデムーロ騎手を確保している。4月から乗り込んでいるため、それなりに仕上がってくるか。
ムイトオブリガードは昨年条件戦を3連勝の後、AR共和国杯で2着に入ったが、その後は日経新春杯6着、金鯱賞7着、大阪杯8着と急に走らなくなった。得意の東京コースでどこまで巻き返せるか。過去10年の目黒記念で武豊騎手は[0−0−0−7]で4着が最高。ゴーフォザサミットは青葉賞を勝った後、7、7、8、5着と伸びあぐねている。ハーツクライ産駒でショウナンマイティの半弟。叩き2戦目でどこまで変わるか。パリンジェネシスは芝2400〜2500m[3−0−0−0]。川田騎手とは[5−1−1−1]で好相性。
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